アイコン 九電工 インドネシアで「ハイブリッド発電制御システム」の実証事業

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九電工は21日、インドネシアのスンバ島で、太陽光発電所に蓄電池を組み合わせた「ハイブリッド発電制御システム」の実証事業を始めると発表した。
基幹送電網が届かない離島の電力不足解決やディーゼル発電による二酸化炭素(CO2)排出量の削減に取り組む。環境省の補助事業で、2017年度に着工、総事業費は4億円を見込んでいる。
スンバ島は、インドネシアの首都ジャカルタ(ジャワ島)から約1400キロメートル南東にある人口約60万人の島。
インドネシア政府は、同島を再生可能エネルギー導入モデル地域に指定し、太陽光発電所(出力500キロワット)を建設。現地の家庭千世帯分の電力供給を見込んでいたが、技術力不足で安定供給につながらなかったため、九電工が開発した制御システムを導入することになった。

事業では、リチウム蓄電池に比べて、3分の1程度のコストに抑えられるという鉛蓄電池を使用。鉛蓄電池は通常だと5、6年で寿命を迎えるが、充放電を1日1回に抑えることで、寿命を10年以上に延ばす。
同社は昨年7月から、長崎県佐世保市のハウステンボスで同様の発電制御システムの活用実験を開始。同年末には、九電の送電線から切り離し、太陽光と風力発電のみで別荘地管理センターの電力を賄っている。
以上、報道参照
 

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[ 2016年11月22日 ]

 

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