VWの会長を捜査、Audi新たな排ガス不正浮上か
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ドイツ大衆紙ビルト日曜版は6日、VW傘下の高級車ブランド・アウディが、車両の二酸化炭素(CO2)排出量を、当局による試験中に実際よりも少なく見せかける不正を行っていた疑いがあると報じた。入手した社内議事録の内容から判明したと伝えた。
アウディを含むVWグループは、昨年9月18日、米EPAにより、ディーゼルエンジン車の排ガス中の窒素酸化物(NOX)排出量を巡る不正が発覚し、その始末に奔走しているが、まだ、改修も遅れており、汚いままの排ガスを地球に撒き散らしている。
今回の新たなCO2排出量の不正疑惑は、ディーゼル車だけでなくガソリン車にも及び、アウディにとって大きな打撃となる可能性がある。
一方、独検察当局が6日、VWのハンス・ディーター・ペッチュ監査役会長を含む幹部2人の捜査を始めたと発表した。
VWの株主が、不正後最大4割株価が下落して、大損したと損害賠償請求を行っている。問題は米EPA(環境局)が、昨年9月18日の不正発表前に、VWに対して、排ガス不正につき、問い合わせや資料請求を繰り返しており、VWは情報を適時に開示しなかった疑いがもたれている。ハンス会長は、昨年9月の不正発覚当時、財務担当取締役であった。
VWは排ガス不正でも世界一、偽物不正で世界一の中国での売上台数がダントツ。今年は400万台超か。
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[ 2016年11月 7日 ]
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