7~9月 設備投資額▲1.3%減、売上高▲1.5%:減/財務省
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財務省が1日発表した2016年7~9月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比▲1.3%減の10兆3521億円だった。マイナスは14四半期ぶり。このうち、製造業は▲1.4%減、非製造業は▲1.3%減だった。
国内総生産(GDP)改定値を算出する基礎となり、注目度が高いソフトウエアを除く全産業の設備投資額は、季節調整した前期と比べると0.4%増だった。
全産業の売上高は、
前年同期比▲1.5%減の323兆1626億円で
うち製造業が▲3.4%減で、情報通信などがプラス寄与した。
うち非製造業は▲0.7%減で卸・小売業がプラス寄与した。
経常利益は11.5%増の16兆9639億円で、
うち製造業が▲12.2%減、
うち非製造業は24.5%増だった。
経常利益が製造業はマイナスで、製造・非製造の合計でも設備投資は▲1.3%減となっている。非製造業は24.5%の経常利益の伸びたものの、設備投資は▲1.3%減、株主還元と溜め込むだけなのだろうか。
今回の結果は、8日発表の16年7~9月期のGDP改定値に反映される。
以上、財務省リリース参照
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[ 2016年12月 1日 ]
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