アイコン (株)コムテックス(大阪)/特別清算

 (株)コムテックス(資本金9990万円、大阪市北区南森町2-4-36、代表清算人渡辺公美子氏)と、グループ会社の(株)ツエル(企業コード:580757971、資本金3500万円、同所、代表清算人別役榮市氏)は12月7日、申請処理を渡邊一誠弁護士(電話06-6208-1500)に一任して、大阪地方裁判所において、特別清算開始決定を受けた。

負債額は約24億円。

同社は、印刷技術の開発は旺盛であったものの収益改善に繋がらず経営不振に陥り、2016年2月1日付けで、事業をフジフイルム傘下企業に売却、会社解散を決議していた。

<富士フイルムHDの2016年2月1日のリリース>

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社(社長:真茅久則、以下 FFGS)と株式会社コムテックス(社長:渡辺公美子、以下 コムテックス)は、コムテックスの印刷関連事業を、FFGSの100%子会社である FFGSグラフィックサプライ株式会社(代表取締役;佐藤正人、以下 FFGSG)が継承し、平成28年4月1日付けで経営統合することについて、基本合意しました。

FFGSGは、印刷関連機資材の販売商社です。デザイン・企画から製版・刷版・プルーフ、印刷、製本までの印刷関連機材の工程を総合的にカバーし、富士フイルム製品はもとよりさまざまな機材メーカーの製品をラインアップしています。「つねにお客様のそばに」をモットーにきめ細かな営業活動を展開し、東京都・埼玉県を中心に事業活動を行っています。
富士フイルムが展開しているフレキソ印刷関連機材を、さらなる成長を遂げるための中核製品ととらえ、販売体制の構築を進めています。

コムテックスは、印刷関連機資材の販売商社です。創業以来50年余にわたり、時代のニーズに沿う最先端の技術と機材を世界各国から導入し、いち早く国内に提供してきました。現在は、印刷業界で有数の技術商社として確固たる事業基盤を有しています。近年は環境面に着目し、欧米で主流のフレキソ印刷が今後国内でも導入され、市場が伸長していくとの見通しの下、「進化したフレキソ」を意味する「アドフレックスシステム」を独自に商品化するなど、フレキソ市場の開拓に注力しています。

経営統合後の具体的な事業展開については、関係各社で検討していきます。

事業譲渡会社
会社名
株式会社 コムテックス
代表者
代表取締役社長 渡辺 公美子
本社所在地
大阪市北区南森町 2-4-36
年商
66億円 (平成27年9月期)
従業員数
87名 (H27/9末)
資本金
9,990万円
事業継承会社
会社名
FFGSグラフィックサプライ株式会社
代表者
代表取締役会長 佐藤 正人
本社所在地
 東京都北区王子 2-22-3
年商
28億円 (平成27年3月期)
従業員数
24名 (H27/3末)
資本金
3,653万円

 

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[ 2016年12月16日 ]

 

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