アイコン アパート1室でもできる福岡の「民泊」 第一号1室を認可

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福岡市は9日、一般住宅に旅行客などを泊める「民泊」施設として、同市博多区の賃貸マンションの1室を初めて認可した。
市は許可制で民泊営業を認める関連条例を12月1日に施行、これまで2件の申請があったという。認可第1号となったのは、シェアリングホテル(株)(福岡市博多区博多駅東2丁目-8-27 博多駅東パネスビル2F)、管理する福岡県庁近くの新築の1DK。

市は5日、部屋と近くに設置を義務付けたフロント代わりの「管理事務所」を視察。担当者は「ルール順守は当然。おもてなしのモデルとなるような対応を期待したい」と話す。もう1件の申請物件は審査中。
 同社によると1泊1室1万円程度(4人まで)とし、こうした宿泊情報を複数の民泊仲介サイトに掲載、早ければ10日にも宿泊を受け入れるという。

福岡市では細則で、
1、フロントに代わって24時間対応できる「管理事務所」を設置する。
2、「10分圏内」の目安として徒歩なら約800メートル、車なら約2・5キロ以内。
3、各部屋に出入り確認用のビデオカメラと事務所への通話機器を設置する
4、本人確認と鍵の受け渡しは、管理事務所か駅や空港などに窓口を設けて行う
5、集合住宅の管理規約などに違反しない
ことなども求めている。

これに対して、分譲マンションなどでは、急速に民泊利用に対する禁止を規約に入れる動きになっている。
福岡市にとって、鳴り物入りではじめた「民泊」制度、9日現在で、2件とは寂しい・悲しい限りの期待はずれか。
そのうち、アパマン・シノケンなどはもともと地元でもあり、福岡でも乗り出すことだろう。

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[ 2016年12月10日 ]

 

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