アイコン ワンワン外交・秋田犬贈呈断られる 北方領土・時代の変化を読む必要あり

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12月10日、OPECとロシアは減産で合意した。これは最低価格が保証されたことを意味し、疲弊したロシア経済の浮揚を確実にするものとなる。

トランプは、プーチン=ロシアを見直す動きに出ている。当然、大統領選におけるロシアのトランプ支援(米民主党のメール暴露事件)に対する返礼となる。トランプはそうしたロシアのサイバーテロを発表した米CIAさえも標的にしている。国務長官には、ロシア・プーチンの知人でもあるレックス・ティラーソンエクソンモービル会長が最有力候補に浮上している。

<破綻したワンワン外交>
北方4島は、まず2島返還、残り2島は継続課題にすると見られていたが、ここに来て、4島共同統治案が浮上している。
ロシアとしては、経済疲弊でなおざりになっている極東地域に対する投資を日本に促す、銭を巻き上げられるだけ巻き上げることを狙っている。
ただ、今回の浅はかなワンワン外交は、上記のような情勢の大きな変化を受け、すでに拒絶された。日本政府は次の手もなく、トラを飼うプーチンに対しては最初から獰猛な土佐犬でも贈呈すればよかったと見られる。
日本にとって北方領土は非合法にロシアに占領されたままになっている日本領土であり、返還は大問題事項であるが、ロシアにとって、日本から投資を呼び込む材料でしかない。

2島返還もしくは、4島共同管理で合意すれば、また、得意の「信を問う」として、衆議院を解散することが予想される。解散総選挙には金がかかるが、600億や700億かかろうと大風呂敷の政権にとっては僅かな額でしかない。そして、憲法改正への最後の地均しを行うようだ。
麻生閣下はすでに76歳、また立候補するのであろうか。大風呂敷の安倍首相にとって、煩い爺に成り下がっているが、自らが自民党総裁になった立役者でもあり、ドワンゴとの関係も深く、年齢については問わない可能性もあり、再度出馬する可能性もある。

今週の長門会談は、安易に妥協はできず、褌を締めてかかる必要がある。

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[ 2016年12月12日 ]

 

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