企業物価指数 ▲2.2%下落で20ヶ月連続減
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日銀が発表した11月の企業物価指数は、円高で原油価格が下がり、連れて電力料金や化学製品などの価格が前年水準に比べると下回っているため前年同月比で▲2.2%下落し、20ヶ月連続で下落した。
企業物価指数は、企業の間で取り引きされるモノの価格の動きを示す。
分野別では、「電力・都市ガス・水道」が▲10.8%、「化学製品」が▲5.8%、「非鉄金属」が▲5.4%それぞれ前年同月比で下落した。
一方でOPEC=石油輸出国機構の減産合意やアメリカのトランプ次期大統領が掲げるインフラ投資への期待感などから、OPEC減産合意の原油などエネルギーや資材価格は値上がり、それに加え、円安で大幅に上昇しているため、物価指数の下落幅は6ヶ月連続で縮小している。12月は上昇するものと見られる。
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[ 2016年12月12日 ]
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