アイコン 三井住友銀行 11億円に次ぎ、新たに4億円の不正発覚 不正がやりやすい銀行か

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金融機関の不正、どれほど隠蔽しているのだろうか、こうして表面化するのは氷山の一角だろう。
三井住友銀行大森支店で10月、「11億円横領」事件が発覚。その三井住友銀行で今度は、千葉県の松戸支店でも、巨額の横領事件が発生していたと週刊文春が報じる。

松戸支店新松戸出張所の30代女性事務職員が、約7年にわたり、約4億円を着服していたという。
女性行員は事務の大ベテランで、FX取引にのめりこんだのをきっかけに顧客の定期預金などに手をつけるようになったが、今年6月上旬、印鑑が変わっていることに気づいた顧客の訴えで、不正が発覚したという。

女性行員は懲戒解雇され、被害を受けた顧客には全額が弁済されている。
新聞社の取材に、銀行の広報担当は「警察に通報の上、行内でも事実確認中です。捜査中の事案につき、詳細についてのコメントは差し控えさせていただきます」としているという。

しかし、警察も公表するかしないかは、警察の判断しだい。裁判では明らかになろうが、新聞社なども四六時中、裁判所の事件を監視しているわけではない。また、裁判の時点では、ネタそのものが古くなってもいる。

「11億円横領事件」
三井住友銀行大森支店の元副支店長、南橋浩容疑者(54)が、だまし取ったのは時効分も含めて総額11億円とされる。
南橋容疑者は、同行の外貨取引システムを不正操作して約1億9000万円をだまし取ったとして警視庁捜査2課に電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕された。
事件の発覚は、銀行の内部検査・監査ではなく、国税当局の調査で今年6月に不正が発覚した。三井住友銀行は7月に南橋容疑者を懲戒解雇処分にし、9月に警視庁に告訴した。

不正は、米ドルを購入する際に1桁多い金額を入力し、水増しした米ドルを円に換算。架空の会社名義の預金口座に振り込ませていた。
別の支店の課長だった2007年から断続的に同様の不正をしていた疑いがあり、時効分を含めて約11億円をだまし取ったとみられるという。
南橋容疑者は「子供の教育費や愛人との交際費などに使った」と供述しているという。
外貨預金などの管理は副支店長の職務、担当職務を最大限に利用して、ワルを働いていたようだ。
11億円ともなるとそう使える金ではない。まだ3億円の現生を所持し、2億円の預金もあったという。しかし、6億円は愛人たち使っていたようだ。

愛人を何人も持ち、バラ撒いていたのだろう。マンションを買ってやっても5~8千万円程度だ。そうした愛人たちは貰い得となる。
税務署により、愛人のこうした不労所得に対して、税がかけられた話は聞いたことがない。
 南橋容疑者は、捕まる覚悟もなく不正を続けていたのだろう、お金を沈めることもしていなかった。

 三井住友銀行は、ハゲタカ経営の住友のDNAも受け継いでおり、こうした不成行員を輩出させる土壌があるようだ。
 

[ 2016年12月22日 ]
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