アイコン ドローン配送はここまで進んでいる・英国では・・福岡では・・・

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世界最大のネットショッピングサイトAmazonは2013年からドローン「Prime Air」による空中からの配送の取組を行っている。
そしてついに12月7日、Amazonはイギリスのケンブリッジで初のドローンによる配送の実験に成功した。
配達できる荷物は最大5ポンド(約2.5キロ)で、15マイル以内(約24キロ)の範囲で30分以内に荷物を届ける。

ドローンによる短時間での配送のニーズは、都市部やオフィス街の方が高い。しかし、ビルが密集し、アパートやマンションなど集合住宅では、ドローンをどこに着陸させるのか、荷物の受け取りや管理、盗難対策をどうするのかなどの課題も多く、規制もまだ厳しい。既存の宅配業者に取って代わるのは数十年先となろう。ただ、そうした流れは自動運転車を筆頭に着実に押し寄せている。

一方、日本では、

MIKAWAYA21とエンルートおよびNTTドコモが、日本で初めて携帯電話ネットワークを利用するセルラードローンを活用した「社会的課題解決を見据えた買い物代行サービス」の実証実験を福岡市西区の「姪浜ヨットハーバー」と2.5キロ離れた離島「能古島」間にて今年11月から行っている。
ドローンは、エンルート製のFH940型機を採用。GPSなどを搭載し、あらかじめ飛行ルートを設定して自動操縦で能古島まで往復できるようにしている。
さらに、NTTドコモのスマホを搭載しており、ドローン内に設置されたカメラの映像をセルラーネットワークで送信して、遠隔地で荷物を届ける際の安全確認や遠隔操作などを行う。(上空へ行くほど電波は弱くなる)
ちなみに、離陸時は、完全を確保するため、専用のコントローラーを使い2.4GHz帯の電波で操作している。
配達は、まだロープで荷物を降ろす。着陸時、センサーで機体をコントロールさせ、荷物への衝撃を和らげる軟着陸の工夫はこれからのようだ。

省庁の垣根や奈良のバケ女の規制も取り払い、実際、手を上げる市町村の市街地を使い、実証実験してもらいたいものだ。高齢者などの買い物代行や夜間も含めた緊急物資の輸送が現実のものとなる(ただ、買物代行は現在、ほとんどの大手スーパーやコンビニがほとんどの地域で配達しているが・・・)。

<能古島へ飛ぶドローン>
<能古島へ飛ぶドローン>

 

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[ 2016年12月24日 ]

 

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