アイコン MRJ5度目の納期延長  飛ばずに終わる?

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三菱重工の宮永俊一社長は25日、子会社の三菱航空機が開発している国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)について、2018年半ばとしていた初納入時期は「守れるという状況にはまだない」として延期する見通しを表明した。どの程度遅れるかは示していない。

納期延期は5度目で、YS11以来、半世紀ぶりとなる旅客機開発の難しさが改めて浮き彫りになった。

MRJ納入に向けては、国による安全性認証である「型式証明」を取得しなければならないが、先立つ米国での認証を求め、試験飛行を米国で先般から行っている。

ただ、米国での試験飛行のための飛行でも問題を発生させ、能登空港でも緊急着陸させている。

名古屋でぐっくり飛ばし、試験飛行での初期に生じる問題くらいクリアさせてから、米国での試験飛行に移行すべきだったろうが、開発が遅れすぎて、同社の開発部隊や経営陣の焦りが激しくなっているようだ。

宮永社長は証明取得のための試験の遅れが延期の理由としている。

 

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[ 2016年12月26日 ]

 

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