アイコン シャープ 売却した欧州ポーランドTV工場を買い戻し再進出へ

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シャープが主力事業のテレビと液晶パネルで世界戦略の再構築を急いでいる。
業績不振で売却した欧州のテレビ事業を買い戻し、再参入すると22日発表した。
親会社の台湾の鴻海精密工業と共同運営するテレビ向けパネルの生産会社は、重要顧客の韓国サムスン電子などに供給中断を伝えた(サムスンはびっくり仰天してライバルのLGに対して供給交渉を行っている)。

自社の液晶を使ったテレビの販売を伸ばして収益の柱にする計画だが、中韓勢との競争が激しくなる中、先行きには不透明な面もある。
以上、報道参照

ただ、シャープと鴻海は、広州に大規模液晶工場を建設する計画を発表しており、シャープの技術力と鴻海の安価に製造する力が合体すれば、先行する韓国勢に対して勝負できるものと見られる。プレミアム市場での初期有機EL-TVは、そろそろELが消耗し、買い替え時期に入り、需要が落ちる可能性もある。
(有機ELは液晶に比べ耐用年数が短い。ただ、直近の分は電子制御し長持ちさせているようだが・・・。欧米ではあからさまに比較広告ができる)

シャープは平成26年12月、ポーランドにある液晶テレビ生産拠点であった完全子会社のSharp Manufacturing Poland Sp.zo.o.(資本金77億円)を、UMC社(スロベニアの家電メーカー)へ1億円で譲渡し、99億円の特損を計上すると発表していた。

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[ 2016年12月24日 ]

 

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