アイコン 「一風堂」上場へ 満を持して博多ラーメンの「力の源HD」マザーズへ

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「赤丸」「白丸」の博多ラーメン「一風堂」を国内や海外で141店舗展開する「力の源ホールディングス」が、東証(マザーズ)に上場申請。問題なく承認されれば3月にも上場となる。

力の源HDは、一風堂は大将のエネルギーがすごく、チャレンジ精神満載、海外へも展開、上場することにより、さらに店舗展開を加速させるものと見られる。

一風堂は、1985年に福岡市大名の西通りをちょっと入ったところで開業、既存のラーメン業界の常識を覆し、器を今風に変え、瀟洒な店舗内装に加え軽ジャズを流し、味も美味しく、女性客も入りやすい、元祖行列のできるラーメン店を開業させた。大将の河原氏は近代ラーメンの先駆者ともいえる。

現在では、2008年にニューヨークに出店、シンガポールや香港にも進出して海外だけで60店舗運営している。国内は81店舗であり、パリにも進出し大将にとって、今や海外がお気に入りのようだ。
力の源HDは、世界中でラーメン含む和食ブームに乗り、2016年3月期の連結決算では、前年同期比16.9%増の208億円の売上高を計上している。
同社は、大将が元気なうちは規格外に伸びシロの大きな会社。高株価が期待される。

<略歴>
1985年、福岡市中央区大名に最初のラーメン店「博多 一風堂」をオープン。

1994年3月、世界初のフードテーマパーク「新横浜ラーメン博物館」に関東第一号店として出店して一気に全国区となり、翌1995年には東京都渋谷区広尾に東京1号店となる恵比寿店をオープンさせ、二大看板メニューとして「白丸元味」と「赤丸新味」を発売。

1997年には、大将の河原成美がテレビ東京「TVチャンピオン~ラーメン職人選手権」でチャンピオンに輝いた。

1999年には、「史上最強!ラーメン王決定戦II」、2000年の「大行列!ラーメン職人選手権」で3連覇を達成し、殿堂入りを果たした。

2000年4月には、セブン-イレブンとタイアップした業界初の店名入りカップ麺が販売された(製造は日清食品)。

2008年、日本国外では初めて、ニューヨーク市マンハッタンのイーストビレッジ地区に出店、日本の平均的な店舗の倍の売り上げをあげる。

2009年11月、オンラインショップによる通信販売を開始。
同年12月には、シンガポール・オーチャード通りのホテル、メリタス・マンダリン内に出店。

2011年には、日本レストランエンタプライズと提携し、JR東日本の首都圏の駅構内に駅ナカ店舗の出店を開始した。
2011年には、韓国、香港、2012年には台湾、上海、オーストラリア、2013年にはマレーシア、中国広州、7月にニューヨーク2号店(WESTSIDE)をオープンしている。
2016年2月、パリ・サンジェルマンに「一風堂サンジェルマン店」をオープンさせている。
国内81店舗、海外には12ヶ国60店出店している。

なお、韓国では3店舗展開する超人気店だったが、2015年業務提携していたAK財閥とのライセンス契約更新が破談し、完全撤退している。韓国勢はパクルことしか考えず、すべてにちょっかい出すことから合弁進出は難しい。ユニクロなどよほどメジャーでなければ、単独では嫌がらせや国の政策変更まで飛び出し、反日教育を受けた社員教育は難しい。韓国の商売の閉鎖性は、海外の金融事業者が大挙して撤退したように尋常ではなく、日本のコンビニも引き上げている。

特に反日の眼下では止めたほうが無難。中国は商売熱心な人たちが多いことから、そうした人材に恵まれれば、現在の韓国より中国の方が良好。ただ、反日不買・打ち壊しなど何も心配せず進出したいならば、中韓を避けるべき。特に中韓での合弁進出は9割9分失敗する。
熊本の味千ラーメンが中国で大成功していたのは、創業者の重光氏は元々台湾客家の人で、香港企業との合弁で、香港企業が中国で店舗展開していたもの。中国に精通し、さらに香港企業と組んだことにより大成功したもの。
なお、一風堂は、2003年に中国上海に進出したが、失敗し撤退、中国市場は難しいことから2011年良識ある香港外食企業最大手のマキシムグループ(本社香港: 中国名 美心集團)と合弁を組み、『IPPUDO HK』として、香港・中国に展開している。

(博多区の日本一たい焼きのおばちゃんもパリに進出したいと言っていたが、どうなったのだろうか。・・・平安時代から宋との貿易で栄えた博多には野心家がいろいろいる)

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[ 2017年1月 9日 ]

 

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