アイコン 超効率発電機ベンチャー 販売パートナー募集 

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マイクロ風車メーカーに勤務していた北野道代代表が、2014年に創業したminimal(ミニマル、宮崎県都城市)は、独自技術を駆使した独立電源発電システムを開発・製造している。
発電効率の高さが最大の特長で、風力発電機は風車のブレード先端に一円玉(1グラム)をぶら下げただけで回るほど。さらに、待機電力ゼロ(特許取得)を実現したシステムでもある。
顧客ニーズに合わせ、水力や人力による発電にも対応可能だという。
一方で、市場での認知度の低さ、販売力の低さといった課題を抱えるほか、ITとの融合を視野に入れており、事業の成長に必要なパートナーを求めている。

<販売力備えたパートナーを募集>
主力製品は、風力と太陽光を組み合わせたシステムで、12ボルトと24ボルトの仕様がある。
風力発電機(定格出力300ワットまたは500ワット)と太陽電池、コントローラー、蓄電池などで構成し、高さ5メートル。インバーターと交流100ボルトコンセントをつなげば一般家庭用の電化製品が使える。
ちなみに、ミニマルの事務所では4基のシステムで業務用電力を賄っている。

ミニマルによると、日本の市街地の多くは年間平均風速が2〜3メートル前後の弱風速地帯だが、この風力発電機は風速1メートルほどの微風でもよく回り、しかも静かなため一般家庭での設置に適している。
発電機やブレード、バッテリー、コントローラーなど全てが手作りで、発電効率が最大化するよう調整されている。
このほか、安全性を高めるため、コントローラーに「過充電防止・過発電防止・手動停止」のトリプルブレーキを内蔵するなどし、他社製品との差別化を図っている。

2015年4月に発売し、川崎市のリサイクルパークで環境学習に使われているほか、LED照明防犯灯や防犯カメラなどに役立てられている。
しかし、これまでの納入実績は6基にとどまる。
技術担当の柿直樹さんは「私たちには技術はあるが、販売力がない。持てる技術を社会のために生かすには、お客さまに製品を届ける力を備えたパートナーが必要」と話している。

<新コア技術開発、IoT構想も>
ミニマルでは、新たなコア技術として小型軽量で高性能なインナーローターコアレス発電機を開発し、特許を取得。
手回し発電で最大100ワット、足こぎ発電で同400〜500ワットの出力を得られる。
北野代表は、災害・緊急時における非常用電源や発展途上国のインフラとしての活用などを思い描き、「いざというときに地域で発電機を持ち寄って助け合ったり、楽しくリハビリできるツールとして使ったりと、電気だけでなく、さまざまな価値を生み出す発電機として育てたい。風力発電機も現在のアウターローターからインナーローターに変えていきたい」と語っている。

また、老朽化した橋や空家に風力発電機を設置し、橋の異常を感知するセンサーや空家を監視するカメラがインターネットに接続するための電力を供給するIoT構想も持つ。
今後、風力発電機が普及すれば、ビッグデータの収集も可能になることから、そうした新事業での連携先も募っている。
以上、西日本本新聞参照

日本には技術が埋もれている。しかし、技術者には営業力が備わっておらず、陽の目を見ず消えていく技術がなんと多いことだろうか。
シリコンバレーや中関村では、常時、個人やベンチャー企業向けに、専用カフェーなどで発表の場が設けられ、IT技術者やメーカー、ベンチャーキャピタルが常に寄り集まり、アドバイスしたり、ビジネスにつなげている。
日本では官庁主体となり、補助金事業もあるが継続性すらない。官庁の縄張り意識が強すぎ、なかなかこうした施設が育たないのが実情。
金持ちが利益を度外視し、こうした施設を作れば、多くのベンチャー企業の技術が生きてくるものと見られるのだが・・・。

サニックスの宗政氏は、畑は異なるが、グローバルアリーナを作り、その施設ではラグビーやサッカーができる施設が何面もあり、競技会が毎週開催されている。宗政氏が私財を投げ打った施設で、宿泊施設やレストランもあるが、利益が出るような施設ではない。しかし、青少年の育成に非常に役立っている。
銀座で1千万円ばら撒いた人もそろそろこうした次の世代を育成する事業をお願いしたいものだ。中関村のような常時開催のベンチャーマーケット施設の運営を・・・。

 

minimal ミニマル概要
創業:2014年4月17日
所在地: 宮崎県都城市都島町205-1
代表:北野道代
事業内容
・独立電源ハイブリットシステム製造販売
・マイクロ・小型風力発電機製造開発
・発電機および電源装置、発電蓄電システムの構築
・「独立電源システムの製造開発及び販売事業」
 
■2014年 4月:開業宮崎県都城市中心地に販売店舗を構える
■2014年 4月:「みやざきの教育」アシスト企業登録
■2014年 4月:宮崎県太陽電池・半導体関連産業振興協議会入会
■2014年10月:平成25年度補正予算創業・補助金事業
■2014年12月:宮崎県都城市都島町移転、製造場所を構える
■2015年9月~11月
  平成26年度補正予算小規模事業者継続化補助金事業
  「独立電源と系統連携型小型風力発電機の開発及び販路開拓事業」
■2016年9月20日: 環境みやざき推進協議会に入会。
 
創エネ・新分野融合
開発および検証機器の電源は100%自然エネルギーを使用
・オリジナル発電製品(風力、水力、人力、その他)
・発電蓄電システム・電源装置
 オフグリッド、マイクログリッド等
・エネルギーハーベスティング(未回収エネルギーの再利用)
・環境発電・環境電源
・新分野融合(IT、その他)
minimalではビジネスパートナーを求めています。
 問い合わせは電子メールminimal@r8.ucom.ne.jp

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[ 2017年1月12日 ]
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