アイコン 芦別温泉スターライトホテルの事業不振により今野宏市長辞任

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北海道芦別市の今野宏市長は12日、芦別振興公社の経営悪化問題で、問題の責任を取るとして同市議会の日沼昇光議長に辞職願を提出し、受理された。
同市議出身の今野市長は、2015年の市長選で、同公社の経営再建を公約に掲げて初当選していた。
同市議会は同日の臨時会で、今野市長の1月20日付での辞職に同意した。これに伴う市長選は3月中旬までに行われる見通し。

同市議会は12日、臨時会を開き、同公社への短期貸付金を盛り込んだ一般会計補正予算案を全会一致で可決した。
貸付金は、同公社が運営するホテルの従業員の人件費などにあてるもので、今野市長は、予算案を市議会に認めてもらって、当面の混乱を回避する代わりに辞職する考えを示していた。
以上、

国や県から金が下りた事業であっても、後先考えず、天下り用とも思える施設を多く造ったものだ。

施設を造るのは国など補助金があれば簡単に作れるが、その後は銭喰い施設に化ける。それでも商売の才覚があれば、施設の経営も順風満帆であろうが、ほとんど官庁の観光施設ではお目にかかったことがない。
その銭喰い施設のため、少子化で税収難になるなか、市財政をさらに悪化させ続けている責任の明確化と、今後の対策が必要となる。
企業同様、不採算施設は売却や閉鎖することが最善の方法だ。

国が言うように企業の景気は良いが、世帯収入は増加しておらず、一方で負担増は大きくなるばかりとなっている。そうした消費者不況のため、観光客は日帰り客は増加しているものの、宿泊客は大幅に減少し続けている。ただ、地方へも増加する一方の訪日客を誘致できれば、そうしたホテルは挽回できようが・・・。
芦別市議会の議員全員が一度ホテルで、汗を流し接客でもしない限りだめだろう。

 

芦別温泉 スターライトホテル経営
会社名
株式会社 芦別観光公社
代表
今野 宏
設立
昭和41年5月
資本金
1000万円
株主
芦別市93%、
たきかわ農協5%
北洋銀行2%
社員数
正社員40名、パート90名
売上高
6億79百万円 平成25年3月期
業務内容
花木園経営
   芦別市からの受託業務
スターライトホテル・国民宿舎あしべつ・星遊館、油谷体育館の指定管理業務
国設芦別スキー場の指定管理業務
観光物産センター・道の駅の指定管理業務
陶芸センター
県民センターと滝里湖のオートキャンプ場
ほか

 

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[ 2017年1月12日 ]

 

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