アイコン 2016年 小売業▲0.6%減139兆円/経産省

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経産省が30日発表した2016年の商業動態統計(速報)によると、小売業販売額は▲0.6%減の139兆8550億円だった。前年割れは2年連続。
原油安による石油製品の価格下落で、燃料小売業の販売額が減少した。
百貨店の衣料品販売の低迷も響いた。百貨店は▲3.3%減、スーパーは1.1%増、コンビニは4.1%増だった。

<12月は>

 2016年12月の小売業販売額は前年同月比0.6%増の13兆4330億円と2ヶ月連続で前年実績を上回った。
季節調整済みの前月比では▲1.7%減だった。
経産省は小売業の基調判断を「持ち直しの動きがみられる」で据え置いた。
 業種別では、2000cc以上の新車と外車販売が好調な自動車小売業が5.9%増加した。原油価格の持ち直しで燃料小売業は1.0%増となり、2014年9月以来27ヶ月ぶりにプラスに転じた。
 大型小売店の販売額は、百貨店とスーパーの合計で▲1.2%減の2兆0675億円だった。気温上昇で冬物衣料品の販売が振るわず百貨店は▲2.6%減、スーパーは▲0.4%減だった。コンビニの販売額は3.7%増の1兆0075億円だった。

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[ 2017年1月30日 ]

 

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