アイコン さくら野百貨店の(株)エマルシェ(宮城)/破産開始決定 負債額31億円 消費不況に淘汰

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元マイカル店舗運営の(株)エマルシェ(宮城県仙台市青葉区中央1-9-33、代表:安藤俊)は2月27日、申請処理を岩渕健彦弁護士(電話022-227-6167)ほかに一任して、仙台地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、斉藤睦男弁護士(電話022-223-2905)ほかが選任されている。

同社は昭和53年3月に仙台市の地元百貨店5社が大手スーパーニチイの傘下に入り、(株)百貨店連合として設立された百貨店。(株)ダックシティ、(株)ダックビブレに商号変更し6店舗を経営していた。

しかし、ニチイから社名変更していた(株)マイカルが平成13年9月民事再生法を提出して経営破綻、子会社の同社も一緒に民事再生を申請していた。平成13年9月に(株)さくら野百貨店へ商号変更し、再スタートを切り、その後会社分割し、社名を(株)マルシェに変更し、「さくら野百貨店 仙台店」を経営、平成18年2月期には約190億円の売上高を計上していた。

しかし、消費不況、百貨店不況、リーマンショック、郊外型大型量量販店への商圏移行などから売上高の減少が止まらず、諸政策を講ずるものの奏功せず、今回の事態に至った。なお、同社の株主は(株)東北リテールマネジメント(東京都港区高輪4丁目23番6号ハイホーム高輪708)となっていた。

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[ 2017年2月27日 ]

 

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