アイコン サムスン電子 ギャラクシーS8で村田製作所の電池採用か

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韓国のサムスン電子が今春発売予定のハイエンドスマートフォン(スマホ)「ギャラクシーS8」に搭載するバッテリーの調達に関し、村田製作所(京都府)に接触したことが3日、分かったと韓国で報道されている。
サムスン電子は昨年、バッテリーの欠陥が原因の発火事故のために「ギャラクシーノート7」の生産・販売を打ち切っており、ギャラクシーS8でスマホ事業の巻き返しを目指している。業界はどのメーカーのバッテリーが採用されるか、関心を持って見守っている。

業界関係者によると、サムスン電子は最近、村田製作所に対し、ギャラクシーS8向けにリチウムイオンバッテリーの供給が可能か打診した。
村田製作所は、サムスン電子や米アップルなどにスマホ部品を納品した実績があり、昨年はソニーの電池事業の買収を発表している。
サムスン電子は1月23日、ギャラクシーノート7の発火原因の調査結果発表で、バッテリーの欠陥が発火につながったとの判断を示した。同機種にはサムスンSDIと中国・ATLのバッテリーが採用されていた。
サムスン電子は「法的な責任を問わない。取引中断や提訴はしないということ」と述べる一方で、バッテリーの調達先を増やすことを検討してきた。
同じサムスングループのサムスンSDI製バッテリーは今後も採用するとみられる。ATLに関しては、サムスン電子の事情に詳しい業界関係者が「今後の協力方向について協議中のようだ」と話しているという。

<村田製作所はソニーの電池事業取得>
ソニーは2016年10月31日、電池事業を約175億円で村田製作所に譲渡すると発表した。これに伴い、330億円の減損損失と45億円の税金費用を2017年3月期の連結決算に計上する。
ソニーはスマートフォン(スマホ)などに使うリチウムイオン電池を1990年代に世界で初めて実用化したが、足元では業績が低迷。今年7月に村田製と事業売却で合意していた。譲渡は17年4月上旬に完了する予定。
過去、ソニーはリチウムイオン電池で問題を発生させ、世界でリコールを行偉大損害を発生させた。そうした経験を克服してきた製品の信頼性がある。ただ、ソニーではスマホが売れず、事業も中途半端なことから、他社へ大量供給することもなく、村田製作所へ事業を売却した。

 

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[ 2017年2月 3日 ]

 

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