アイコン 入国禁止令 停止受けた控訴審 トランプ政権敗訴 最高裁へ  打撃

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トランプ政権、最初の躓き、控訴審でも敗訴。

トランプが、欠員の最高裁判事に、候補者にしているニール・ゴーサッチ(Neil Gorsuch)氏は、トランプが入国禁止令に対する、即時停止の仮処分を認めた判事を名指しで批判したことから、司法に対する冒涜だとトランプ氏を暗に批判しており、トランプ側が4とそうでない判事4の構成にある連邦最高裁にあり、トランプが指名した候補者のゴーサッチ氏が判事になれば、トランプ側が5になり、入国禁止令は最高裁で認められるはずであるが、どうなるか分からない。
アメリカでは最高裁の判事ともなると意外と厳格な人たちが多い。トランプみたいなならず者はなれないようだ。
ゴーサッチ氏は、民主党のリチャード・ブルメンソール上院議員との面会の際、トランプ氏の姿勢は「失望」をもたらし「士気をそぐ」ものだと批判したとブルメンソール議員が発表した。
これに対して、トランプは嘘の発表をしたと、ブルメンソール議員を口撃している。しかし、ゴーサッチ氏のスポークスマンも、AFPに対し発言の事実を認めている。
ニール・ゴーサッチ氏は、連邦第10巡回区控訴裁判所判事。アメリカ合衆国憲法の解釈では原意主義、司法条文主義の立場を採る人物。

アメリカで7ヶ国の人の入国を一時的に禁止する大統領令の即時停止を命じた仮処分の決定について、高裁にあたる連邦控訴裁判所は9日、トランプ政権側の不服申し立てを退ける判断をした。
今回の判断で、大統領令の一時停止の措置は継続されることになり、7ヶ国の人たちの入国は引き続き認められることになる。

トランプ大統領が署名した中東など7ヶ国の人の入国を一時的に禁止することなどを命じた大統領令について、ワシントン州にある連邦地方裁判所は今月3日、即時停止を命じる仮処分の決定を出した。
仮処分の決定に対して、トランプ政権側は高裁にあたる連邦控訴裁判所に不服を申し立てるとともに、直ちに決定の効力を停止するよう求める緊急の申し立てを行い、裁判所は今月4日、このうちの緊急の申し立てについては退けていた。

一方、不服の申し立てについて、連邦控訴裁判所はワシントン州側と政権側の双方からそれぞれの主張をまとめた意見書の提出を受けるとともに、7日、電話で双方の主張を聞いた。

その結果、連邦控訴裁判所は9日午後(日本時間の10日午前)、トランプ政権側の不服申し立てを退ける判断を示した。

今回の判断で、大統領令の一時停止の措置は継続されることになり、7ヶ国の人たちの入国は引き続き認められることになる。


今回の仮処分の決定について、これまでにトランプ大統領は「制度にのっとって争っていく」と述べたうえで、連邦控訴裁判所で主張が認められなければ、連邦最高裁判所まで争う姿勢を示していて、今回の判断を受けて連邦最高裁判所に不服を申し立てる手続きに入るとみられる。

司法省「判断を検証し選択肢検討」
今回の判断を受けて司法省の報道担当者は、「判断を検証し、選択肢について検討している」とする声明を出した。

アメリカの野党・民主党の全国委員会は9日、声明を発表し、連邦控訴裁判所の判断を歓迎し、「ホワイトハウスにとって大打撃になった」と指摘した。
そのうえで「トランプ大統領は思慮分別に欠け、大混乱を引き起こしている。われわれはこの裁判所の判断が最後まで維持されると確信している」と述べた。

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[ 2017年2月10日 ]

 

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