アイコン 大統領弾劾反対集会に210万人徳寿宮前に集結(主催者発表) 韓国ギャラップ調査

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<朴槿恵大統領弾劾反対集会>
11日、「大統領弾劾棄却のための国民決起運動本部」は、ソウル・徳寿宮の大漢門前で集会を開催した。朴大統領の弾劾に反対し、「弾劾棄却と特別検察官チームの解散」を求めた。
徳寿宮のそばのソウル広場も参加者で埋め尽くされた。主催者側は210万人が集まったと主張している。セヌリ党議員や朴大統領の代理人団の弁護士も参加した。
 また、鍾路の清渓広場でも別の団体が主催した弾劾反対集会が開かれた。
以上、1/3と見ても70万人。

<朴槿恵政権退陣行動集会>
一方、同日、光化門広場では、約1500の団体でつくる「朴槿恵政権退陣非常国民行動(退陣行動)」が、朴大統領の退陣を求める集会を開催した。
野党の大統領選各候補予定者たちが参加し、「朴大統領と与党セヌリ党が朴大統領に対する弾劾審判を遅らせようとしており、朴大統領に絡む疑惑を捜査している特別検察官チームに害を与えている」と主張した。主催者側は延70万人(午後7時30分現在)が集会に参加したと推計した。ソウルでの集会開催は15回目。
以上、1/3と見て23万人。

弾劾反対派の集会はかってない規模となっている。


一方、退陣行動派の集会は、ローソクデモをこれまで敢行してきたが、すでにマンネリしてきたのかだんだん減ってきている。
大統領選が近づくに連れ、双方がシャモの喧嘩のようにヒステリックになってくるものと見られる。

次期大統領選の候補人気№1の文在寅としては、弾劾判決されれば、大統領選に突入するが、12月26日に訪韓した中国・陣海の入れ知恵により弾劾と平行して反日を策動させたものの、反日をエスカレートするにはそのパワーが足りないようだ。
ましてや、在日韓国人団体から釜山の慰安婦像の撤去要請もあり、釜山市では交通当局により慰安像の看板が撤去され、大邸でも百貨店前の慰安婦像設置が地元商店街や市から反対にあい、暗礁に乗り上げている。

感情豊かな韓国人、双方がシャモの喧嘩にいたり、警察で収拾できなくなった場合、軍隊が出てくる可能性もある。それを見て笑い転げる正恩の姿が見え隠れする。

現在のところ、文在寅(64歳)の有力対立候補は、国連歴代最低事務総長の潘基文が、賄賂事件で米司法当局から実弟が起訴され自滅したことから、保守・中道勢力がいなくなり、文在寅と同じ左派の「共に民主党」の安熙正忠清南道知事(51歳)が、若さから急浮上している。

<韓国ギャラップ調査>文在寅30%割る
10日発表された韓国ギャラップの世論調査によると、
「共に民主党」元代表の文在寅が前週より▲3減の29%(30%を割り込んだ)、
「共に民主党」所属の安熙正忠清南道知事で+9%上昇の19%(急伸)、
黄教安大統領権限代行首相が+2ポイント上昇の11%
(セヌリ党支持者、検察上がりで立候補は表明も匂わせもしていない)、
「共に民主党」所属の李在明城南市長は8%(反日の急先鋒)、
「国民の党」の前代表の安哲秀は7%(日和見主義者)、
「正しい政党」の国会議員劉承ミンは3%(セヌリ党脱退党)。

安熙正の急伸は、忠清道圏や20、40、50代、反文在寅派の「共に民主党」や第2野党「国民の党」、新党「正しい政党」の支持者、無党派など幅広い層で支持率を上昇させたと分析されている。
安熙正は、文在寅より少しはましのようだが、文在寅と同じように盧武鉉の血を受け継ぐ人物、元学生運動家出身ながら、過去、盧武鉉のため企業から金を集めて逮捕されている。
安熙正は、「日韓間の戦略的な協力は必要だ」と表明しながら、「(慰安婦問題は)合意で覆い隠せる問題ではない」とし、慰安婦合意を否定している。

政党支持率では
共に民主党が40%、
セヌリ党は13%、
国民の党は12%、
正しい政党は7%
だった。

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中国政府の陣海(東アジア副局長)たちは、文在寅を裏で操り支援しており、文在寅の下落と安熙正の急上昇に、今度は文在寅のために何の手を打ってくるのだろうか。中国公安がよく使う手は、安熙正に過去女性スキャンダルがあれば、それをネタに立候補させないかもいれない。ネタは「同床異夢」の文在寅らからいくらでも手に入る。

今や中国は、THAAD配備問題から、韓流ドラマの新規分放映禁止、韓流イベントの停止、一部ビザ発行停止、訪韓チャーター便の不認可、グルーズ船の一部入港予定キャンセル、(配備予定地の所有者)ロッテの中国事業所の税務・消防・安全の一斉調査、ロッテテーマパーク瀋陽の建築停止命令、韓国化粧品・韓国産米・韓国産味付海苔さえ、規制強化して受け入れず突き返している。
過去の例からすれば、中国によるじゅわじゅわ首を絞める輸入規制強化より、不買運動だろう。フランスのカルフールがやられ、日本企業は打ち壊しにあった。その打撃は立ち直るには時間がかかり大きすぎる。
次に誰が大統領になろうとTHAAD配備ではそれも覚悟しなければならないだろう。配備しなければ、トランプが逆に動く。

文在寅が弾劾に続き仕掛けた反日策動、今や大統領の前哨戦は「共に民主党」内の戦いになっており、対立軸に「反日」を求め続ければ、500万人が訪日する時代、若い世代からしつっこいと嫌がられ、支持率は下落の一途をたどるものと見られる。その兆候が今回のギャラップ調査による支持率低下、安熙正の急伸に現れたと見られる。

<↓ 大漢門前で開かれた大統領弾劾反対集会の様子=11日、ソウル(聯合ニュース)>
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[ 2017年2月13日 ]
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