中国産米混入の「魚沼産こしひかり」 JA京都傘下「京山」
農水省は、「魚沼産こしひかり」などとして売られていたコメに中国産米が混入していた疑いがあることを報じた週刊ダイヤモンドの報道を受け、JAグループ京都系の米卸「京山」に立ち入り検査を実施したことが分かった。山本有二農相が14日の閣議後会見で明らかにした。
京山のコメを購入し、産地判別で実績がある同位体研究所に検査を依頼。その結果、「滋賀こしひかり」の10粒中6粒、「魚沼産こしひかり」の10粒中4粒、「京都丹後こしひかり」の10粒中3粒が中国産と判別された。
山本農相は会見で本誌報道について、「事実であれば大変重大な問題だ」との認識を示し、「産地偽装というのは食の信用や安全に反するものだ。徹底的に、厳正に対処する」と厳しい姿勢で検査を行う方針を表明した。
「京山」のように主に県域で事業を行う米卸への検査は、通常、都道府県が行う。
今回、農水省が検査に乗り出すことからも、同省が京山のコメの偽装疑惑を重要視していることが分かる。
一方、京山は13日、中国産米の混入疑惑を否定する文書を公表した。
文書の中で同社は「現在、農水省に調査を依頼しており、いずれ事実が明らかになる」との考えを示した。
これに対し、通知なしの立入検査を実施している農水省は「そんなことはあり得ない。業者から依頼されて身の潔白を証明する検査などしない」(食品表示・規格監視室)と検査に関する京山の見解を否定した。
農水省は、今後、疑惑のコメに関する取引伝票などを、「京山」と取引のある複数の業者の分も含めて調べる。
中国産と疑われる米がどこの流通段階で混入されたのか、組織的に産地偽装が行われたのかが焦点となる。
以上、
京山は13日、週間ダイヤモンドを訴えると息巻いているが、京山が意図的に行ったかどうかは別にして、同社の卸米が、すでに第3者機関の遺伝子調査で、中国産米の混入が判明しており、逃げられないだろう。
取引業者が持ち込んだとしても、そうしたデタラメな業者と取引している同社の責任は免れず、また、同社の名で卸販売しており責任がある。
会社概要
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社名
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株式会社 京山
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本社所在地
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京都市伏見区横大路鍬ノ本46番地
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創業
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昭和26年2月
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代表者
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代表取締役社長 原田 章
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資本金
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3億円
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年商
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100億円
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職員数
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70名
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横大路物流センター
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京都市伏見区横大路鍬ノ本46番地
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長岡京物流センター
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長岡京市神足典薬15番地8
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京都北支店
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舞鶴市字真倉中河原81
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JA京都グループ
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沿革
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昭和26年4月より
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食糧配給公団の民営移管に伴い京都府下において、17登録卸業者が設立
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昭和26年 2月
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山城食糧(株)、京都市伏見区にて設立
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昭和44年11月
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京都府米穀(株)、企業合同により、京都市上京区にて設立
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昭和60年 7月
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運輸省の許可を受け営業倉庫業を開始
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昭和61年10月
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営業倉庫が食糧庁指定倉庫となる
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平成 6年 4月
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本社社屋鉄筋コンクリート、4階建延面積1595.21㎡を建設
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平成 9年10月
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山城食糧(株)と京都府米穀(株)、対等合併、(株)京山設立
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平成13年 4月
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(株)京山とJA京都経済連米穀卸部門との事業統合、(株)京山設立
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平成15年12月
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長岡京物流センター ISO9001を取得
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平成17年 7月
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横大路物流センター 新低温倉庫を建設
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