アイコン 金正男暗殺部隊4人海外逃亡、3人潜伏追跡中、4人逮捕 計11人 マレーシア

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マレーシアの中国報は次のように報じている。
警察署長は、2月17日午後9時50分、リ・ジョンチョル(1970年5月6日生、北朝鮮籍)を逮捕したと発表した。

 

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17日にマレーシア警察に逮捕されたリ・ジョンチョル容疑者についても、北朝鮮の金日成総合大学を卒業したエリートだとみられている。しかし、フェイスブックにアカウントを持つ人物が、こうした事件を引き起こすだろうか、単に時間稼ぎに利用された可能性が高い。

朝鮮日報は、次のように伝えている。
リ・ジョンチョル容疑者と同一人物だとみられる同姓同名の人物が「Ri Jong Chol」という英語の名前でフェイスブックにアカウントを持っていることが分かった。
この「リ・ジョンチョル」はフェイスブックの自己紹介欄で、自身が米国マサチューセッツ州にある「イノベーション・アカデミー・チャーター・スクール」と金日成総合大学を卒業(2000年)したと説明している。出身国と居住地の欄には「朝鮮民主主義人民共和国・平壌直轄市」と書かれている。
 プロフィールのアイコンには、実験室で化学薬品の実験を行う写真が使われている。金正男氏の殺害に毒劇物が使われたことからも、この写真は事件への関与を暗示させる。
 また、フェイスブックのページにはインドや東南アジアなどに関する記事などがいくつも掲載されている。
本人は関係ない、知らないと証言しているという。(知っていたら、中核中の中核人物の可能性もある)

実行犯のベトナム女性(29)インドネシア女性(25)の2人の女性とマレーシア男性(26)が逮捕されている。
ベトナム女性は、悪戯目的のビデオ撮影とし、インドネシア女性も悪戯目的の日本のTV局のビデオ撮影だったとし100ドルを貰い、これまでにも何回も同じことをやっていたという。殺意を全面否認しているようだ。ただ、ベトナム女性はホテルに11日から宿泊し、所持金も22万円あったとされ、不明な点も多いという。

2人の女性の供述から、男性4人から依頼されたとされ、この4人は、殺害時、空港のレストランで監視していたとされ、その後、ホテルで6人は落ち合ったという。そしてホテルから5人はいなくなり、ベトナム女性だけ空港に舞い戻ってきたところを逮捕されている。インドネシア女性については、逮捕に至る経緯について多くの報道はなされていない。
逮捕された現地のマレーシア男性は、インドネシア女性の愛人とされる。

<2回目の検査 2週間程度必要と>
そして、4人目の逮捕者として、今回の北朝鮮籍の男となった。
正男氏の遺体は、1回目の解剖で原因を特定できず、法医学者などが2回目の解剖を行い、検査結果は、2週間程度は必要と発表されている。


<遺体の返還は、北朝鮮・遺族がいるマカオ?>また、遺体の引渡しについては、副首相が北朝鮮に返すことになるだろうと述べていたが(現地スター紙)、署長は北朝鮮大使館の返還要求を断り、遺族からの連絡も取れておらず、今の段階では返さないとしている。
なお、一部の現地報道では、遺族が中国大使館を通じて遺体の返還を要求してきたと報じている。遺族=現在の奥さんは2人の子とマカオに居住しているとされる。その子らも白頭血統となり、正恩にとっては除外物となる。(別の報道では長男ハルサンは仏留学中とも報道されているが、最近は確認が取れていない様子)

現地の星州日報は19日、逮捕した4人のほかに、容疑者は7人おり、うち4人は海外へ逃亡したと発表し、潜伏中と見られる3人を追っているという。

追跡中の人物たち

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逃走経路 マレーシア⇒ジャカルタ⇒アブダビ⇒ウラジオストック⇒平壌

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[ 2017年2月20日 ]
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