アイコン 中国36人死亡 高致死率H7N9型鳥インフルエンザ感染 新感染者304人増

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WHO=世界保健機関は20日、中国で、1月中旬から今月にかけてH7N9型の鳥インフルエンザウイルスに感染した人が新たに304人報告されたと発表し、生きた鳥を扱う市場などにできるだけ近づかないことや、手洗いなどの対策を徹底するよう呼びかけている。

中国では、1月19日~2月14日までに、江蘇省(67)、浙江(53)、広東省(32)、安徽省(31)、江西省(27)、湖南(26)、福建省(20)、湖北(20)、四川(6)、貴州省(4)、河南(4)、山東省(4)、上海(3)、遼寧省(2)、雲南省(2)、北京(1)、河北(1) ・広西(1)で確認され、3歳から85歳までの計304人が新たに感染し、このうち少なくとも36人が死亡し、84人に肺炎などの症状が確認されたという。

304人のうち144人については、生きた鳥などとの接触がわかっているが、11人は接触がはっきりと確認されず、残る149人についてはまだ調査中だという。

WHOは現時点では「ヒトからヒトへの持続的な感染が起きているという証拠はない」として、渡航の制限などを求めていないが、昨年10月からの感染者数は400人を超えたとしている。

このため各国に対し、監視の徹底とともに、渡航者に対しても、感染が報告された地域で生きた鳥を扱う市場などにできるだけ近づかないことや、手洗いなどの対策を徹底するよう呼びかけている。

なお、日本や韓国で鳥インフルエンザで殺処分されているウイルスはH5N6型やH5N6亜型であり、中国のウイルスの型とは異なり、ヒトへの感染力やヒトの致死率は低いが過去ヒトの死亡例もあり注意が必要。

  日本の当局も中国では、養鶏場など生きた家禽類の場にはできるだけ行かないように注意喚起している。

 

WHO(英語)

http://www.who.int/csr/don/20-february-2017-ah7n9-china/en/

 

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[ 2017年2月21日 ]

 

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