アイコン 和歌山市岸壁 GPS波浪計ブイがバッテリー爆発 日立造船社員死亡、別男性重症

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21日午後2時40分頃、和歌山市西浜の岸壁で点検中の全地球測位システム(GPS)波浪計(高さ約15メートル、直径5メートル、ブイ式)内部で爆発があり、作業をしていた「日立造船」(大阪市)社員の石田俊宏さん(31)が全身やけどで死亡、別の男性社員(28)が顔面をやけどするなどの重傷を負った。

爆発があったのは、国土交通省近畿地方整備局が海上に設置している、直径約5メートル、高さ約13メートルの「GPS波浪計」と呼ばれるブイで、バッテリーの電圧が不調になったため、昨年12月に使用を停止し、21日は、作業員ら5人が点検作業を行っていて、波浪計の最下層にある「バッテリー室」を調べるため、石田さんが部屋の扉を開けた際に発生。重傷の社員は入り口付近にいたという。

この「GPS波浪計」は、平成19年に和歌山県白浜町の沖合に設置されたもので、不具合が生じたため、昨年12月に引き上げられていたという。

警察と消防では、中のバッテリーが爆発した可能性があるとみて調べている。
 GPS波浪計は、同社が設計・製造し、国交省が2007年に和歌山県白浜町沖合に設置。この日、点検を始めたばかりだった。
以上、

バッテリーから気化した引火物質がバッテリー室内に充満、扉を開けた際のわずかな火花で爆発したものと見られる。
また、白浜沖に設置していたことから、計測不能になり和歌山市の西浜岸壁に曳航した際、液が漏れ出て、気化した可能性もある。
バッテリーの劣化や品質不良のためなのか、同様なGPS波浪計はすべて改善する必要がある。

事故が起きた同型のGPS波浪計
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[ 2017年2月22日 ]

 

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