アイコン (株)カク長渡仲商店(静岡)/自己破産へ

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大正時代創業で水産加工卸の(株)カク長渡仲商店(静岡県焼津市惣右衛門1456-7、代表:永井仁)は1月31日事業停止、事後処理を小林雄資弁護士(電話054-272-1505)に一任して、自己破産申請の準備に入っている。

負債額は約4億円。

同社は大正2年創業の水産物加工卸販売会社。マグロやカツオなど各種鮮魚を加工し、スーパーや鮮魚小売店へ卸、以前は8億円以上の売上高を計上していた。しかし、大手への卸が短期契約制度であったため、買い叩かれ、採算性を悪化させ、売上高も半分以下に落ち、資金繰りにも窮するようになっていた。

以上、

大手スーパーと取引すればロクなことはない。しかし、鮮魚専門店はスーパー量販店に淘汰され、減るばかりで僅かしか残っていない。おまけに消費不況、魚離れも深刻なものとなっている。

  儲かる企業へは減税ばかりして空前の利益を上げさせ、そうした企業へ一国の首領が頭を下げて賃上げしてくださいとはシャレにもならない。大きな間違いは、法人税率を下げる代わりに、交換条件として、賃上げさせるべきだったのだ。すでに法人税の減税のありがたみなど喉元を過ぎ、ありがたみもクソもない大手企業たちである。

 

 

 

 

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[ 2017年2月24日 ]

 

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