アイコン 北朝鮮 石炭輸入制裁の中国を批判

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中国は18日、保護下に置いていた北朝鮮の白頭血統の金正男氏が、義母弟の金正恩により13日暗殺され、その前日には、国連から禁止されている弾道ミサイルを発射実験したことから、激怒し、北朝鮮から石炭を、国連で人道目的として認められている分の83%を残し、今年の石炭輸入を停止した。(昨年は人道目的分を大幅に超過して中国は輸入していた)

北朝鮮の朝鮮中央通信は23日、北朝鮮産石炭の輸入停止を発表した中国の対応に触れ、名指しこそ避け
1、「米国の音に合わせて踊っている」
2、「ある隣国は、貿易を遮断する非人道的な措置に踏み切った」
3、「大国として振る舞うある隣国は、米国の笛に踊らされていながら、停止措置は、北朝鮮人民の生活に悪影響を及ぼさず、核開発計画を阻止するためとの口実で卑しい行動に出た」と非難。
4、「わずかばかりの金が遮断され、北朝鮮は、核兵器と大陸間弾道ロケットの製造が出来なくなると思い込むのは全く子供じみている」と主張している。

これに対し、中国の環球時報(中国共産党系人民日報国際版)は24日、
「石炭の輸入停止は、北朝鮮に苦痛と怒りの衝撃を与えることになった」
「中国政府は、常に確信を抱きながら、対北朝鮮関係で困難な問題に対処するだろう」
と抽象的、抑制的な表現を伝えた。

中国は、北朝鮮の唯一のお友達国と受け止められており、両国間でこの種の論争が公に出るのは珍しい。

ただ、中国外務省の対応は抑制的なものになっており、報道官は、中国は、相互関係の有益かつ健全な発展のため北朝鮮と協働する用意があると語っている。

北朝鮮にとって石炭は、主要な輸出品で、重要な外貨獲得源。石炭の輸出先は大半が中国となっている。
 昨年は、エジプトの港で北朝鮮籍船舶が大量に携帯型ロケット砲を鉄鉱石とともに輸出しようとして発覚、国連により没収されている。
以上、
北朝鮮の金王朝と中国共産党習独裁政権は同じ穴の狢のようなもの。似ていることから協調もあれば憎しみ会うこともあるが、所詮、中国の中の属国的存在して朝鮮系体制の存在となっている。

中国は、北朝鮮の国連決議無視の横暴を最大限利用して、南シナ海の埋立地のミサイル基地要塞化を着々と進めている。
米トランプは、米国には直接関係ない問題として、日本には(政策上優位に持ち込むため)ポーズをとりながら、南シナ海に対して、意外と無関心なのかもしれない。

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[ 2017年2月27日 ]

 

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