九州経済調査協会は３月３日、九州の将来推計人口を発表した。

それによると、７県で人口減少が続き、２０４０年に１,０８１万人と、１６年10月1日に比べ▲１６．６％減少＝▲２１５万６千人減小する。

国立社会保障・人口問題研究所２０１３年５月発表した予測値より、福岡と熊本の２県は減少率が鈍化するが、ほかの５県は減少スピードが速まる結果となっている。

指を咥えて待つしか脳がない首長たちに、こうした流れに棹を指す者などいない。鹿児島県の知事に至っては、手段を選ばず、ただ知事になりたかっただけの人であり、中央とのパイプもなく、住民も離れ九経調の数値より、さらに減少する恐れが高い。

どうしたら、人口減に歯止めがかけられるか、謙虚に若い世代に耳を傾ければわかるはずだ。

長崎県は長崎新幹線が完成すれば人口減少がさらに加速するという結果になっている。そうでないようにするのは、長崎県や長崎市の首長の仕事だ。