アイコン 佐川印刷役員による詐取事件40億円に拡大

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京都地検は7日までに、佐川印刷(京都府向日市)の子会社の資金計7億2千万円をだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺の疑いで佐川印刷元役員、湯浅敬二容疑者(63)と元社員の宮口孝容疑者(63)ともに同罪で公判中を再逮捕した。逮捕は4度目で、立件された額は計40億5千万円になった。
京都地検は認否を明らかにしていない。
湯浅被告は、2月の初公判で無罪を主張している。
逮捕容疑は共謀し、2011年7~9月ごろ、正式な社内手続きを取らずにネットバンキングを操作、子会社「エスピータック」の口座から2回に分け、計7億2千万円をだまし取った疑いがもたれている。

お金のある企業からいくらせしめても痛くも痒くもないと詐取した同社役員たちは思ったのだろうか。お金は、裏も表もいろんなところに使用していたのだろう。いくらかは・・・対策費だったのかもしれない。

<これまでの経過>
佐川印刷の財務・経理担当の男性取締役が、関連会社であるエスピータックの資金80億~90億円を、2007年9月から2014年12月まで不正流用していたことが、2015年5月に発覚。取締役会の決議を経ないまま流用していたとされる。

2015年6月、エスピータックは元取締役ら2名を京都地方検察庁へ告訴した。
元取締役は、東南アジアに渡った後連絡が取れなくなっていたが、フィリピン当局に身柄を拘束され、その後強制送還され、2016年11月15日に京都地検に電子計算機使用詐欺罪の容疑で元社員と共に逮捕された。

2015年9月、元取締役ら3名と資金流用先の墓石販売業の会社を相手に5億8千万円の損害賠償を求めて京都地方裁判所に提訴した。元取締役は、第1回口頭弁論に出廷せず、答弁書や準備書面も提出しなかったため、11月10日に他の被告よりも先に判決が出され、エスピータックの請求通りとなる5億8千万円の賠償を命じる判決が確定している。

↓ 成金の佐川印刷会長夫妻
↓ 成金の佐川印刷会長夫妻
 

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[ 2017年3月 7日 ]

 

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