アイコン ブラジル サルモネラ菌付牛肉・鶏肉輸出・販売で捜索 各国に影響

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ブラジル警察は17日、ブラジルの食肉加工業者が検査官に賄賂を贈り、サルモネラ菌に汚染された加工肉など傷んだ肉を輸出、販売していた大手食肉加工業者のBRF(BRFS3.SA)とJBS(JBSS3.SA)を含む食肉加工業者21社を摘発し、38人を拘束した。

当問題では20日、中国と欧州連合(EU)、韓国、チリがブラジル産食肉の輸入停止に踏み切り、影響が拡大している。ブラジルは世界最大の牛肉と鶏肉の輸出国。

日本の農水省と厚労省は、当問題で、ブラジルの捜査当局から捜索を受けた2社からの食肉の輸入手続きを21日から検疫の段階でいったん止める「保留」の措置を取り、日本国内に流通しないようにした。

農水省によると、ブラジルは、日本にとって鶏肉の主な輸入先で昨年度(H27年度)の輸入量は42万6000トンで、鶏肉の輸入量全体の約8割を占め、国内の鶏肉消費量の約3割を輸入に依存している。

農水省は「今のところ鶏肉は、国内に在庫があるため、直ちに大きな影響が出ることはないと見ている。ただ、今後、影響が広がらないかどうかブラジルでの捜査の状況など情報収集を進めていきたい」としている。
なお、三菱商事は当大手2社の1社と取引があり、輸入しているという。

1、中国は20日、予防措置としてブラジル産の全食肉製品の輸入を停止した。
ブラジルの昨年の食肉製品輸出は139億ドルで、その3分の1近くが中国向けとなっている。
2、EUは、ブラジルの食肉加工施設4ヶ所からの輸入を停止した(ブラジル牛肉生産業者協会(ABPA)談)。
3、韓国は、ブラジル産鶏肉の輸入検査を強化し、BRFの製造した鶏肉の販売を一時的に禁止すると発表した。韓国の昨年の鶏肉輸入は10万7400トン。その80%強がブラジル産で、BRFが全体の半分程度を占めている。
4、チリ省も20日、ブラジル産の全ての食肉製品の輸入を一時停止すると発表した。
以上、ロイターなど参照

どこの国より食の安全基準がうるさい日本は、実際は輸入食品についてはスッパンパン。
中国は、韓国産の味付き海苔やキムチの大腸菌等の問題から輸入停止措置をとったものの、日本は全く反応しない。
米国でも、韓国産加工貝類から人のうんこ由来の菌が検出され、全米で韓国産貝類の生・加工・缶詰に至るまで販売停止措置を取ったが、日本はまったくの無反応だった。

日本政府は、飲食業者や食する国民がそうであっても、政府はスッパンパンの実態がある。ブラジルの業者指定や加工施設指定など行うようなことはない。
http://n-seikei.jp/2012/08/post-10636.html

サルモネラ (Salmonella) とは、グラム陰性通性嫌気性桿菌の腸内細菌科の一属(サルモネラ属)に属する細菌のこと。
主にヒトや動物の消化管に生息する腸内細菌の一種であり、その一部はヒトや動物に感染して病原性を示す。ヒトに対して病原性を持つサルモネラ属の細菌は、三類感染症に指定されている腸チフスやパラチフスを起こすもの(チフス菌 S. Typhiとパラチフス菌 S. Paratyphi A)と、感染型食中毒を起こすもの(食中毒性サルモネラ:ネズミチフス菌S. Typhimuriumや腸炎菌S. Enteritidisなど)とに大別される。
多くの動物には糞尿検査で、腸内常在菌として存在することが判明しているが、ヒトではほとんど検出されない。・・・ウィキより。

[ 2017年3月22日 ]
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