森友問題 国会はそろそろ正気に戻って下さい
明日は愈々、籠池氏の証人喚問です。
森友問題もこれで打ち止めにして、本来の国会としての仕事に戻らないと、国民から信用されなくなりますよ。
政策を何も語らず、対案も示しきれないで、ただ反対ばかりする民進党は国民の信用を完全に失くしています。
ただ政局ばかりの二重国籍の民進党レンホー党首には、日本国民の多くが本質を見極めています。
きょうも、(農と島のありんくりん)を紹介します。
農と島のありんくりん
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/
移り変わる自然、移り変わる世情の中で、真実らしきものを探求する
森友問題 国会はそろそろ正気に戻って下さい
北朝鮮が新型高出力ロケットエンジンの噴射実験に成功したそうです。
一連の北朝鮮の、固形燃料弾道ミサイル発射、4発同時発射、そして今回の直接米国本土まで射程に入れたICBM用ロケットエンジンの開発成功と、たたみかけるように核武装のスピードを上げています。
これについては別稿で詳述しますが、朝鮮半島はいつ有事になってもおかしくはない開戦前夜の状態です。
朝鮮有事に際しては、在日米軍はそのリソースのすべてを投入します。
三沢の「野イタチ」空軍、岩国のF35海兵隊航空部隊、横須賀の第7艦隊空母打撃群、佐世保の強襲揚陸艦、沖縄の海兵隊、:嘉手納の空軍は、一体となって実戦モードに移行します。
いや、すでに米韓合同演習で展開しているので、そのまま戦争に突入する可能性すらあります。
一方、わが国といえば、政府は機能しているものの、国会は延々とまるで朝鮮半島で何事も起きていないかのごとく、まったりと森友一色です。
野党はモノに動じない平常心というべきか、いや常在脳死というわけでしょうか。
さて野党とメディアが熱狂した森友問題は、濃いキャラのカゴイケ・ファミリーや元「しばき隊」作家が引っかき回しているので見えにくくなっていますが、煎じ詰めれば2点です。
こういう人にだけは拉致被害者ブルーバッチをつけてほしくない
問題を切り分けてみます。
最大の問題は、安倍首相の口利き関与だったはずですが、これはすでに消去されました。
もらって政治資金報告書の記載がなかったのならともかく、逆に100万を寄付したととしても、なんの問題にもなりません。
政治家が学校に寄付するのは善行であっても、選挙区外の寄付ですので投票依頼にはつなりがませんので適法です。
第1、政治家はもらっても出しませんからね(苦笑)。
問題になるとすれば、首相が寄付を否定したのが嘘だった場合、政治的信頼性が傷つくことはたしかですので、その問題にすぎません。
これについては、明日の籠池氏の証人喚問で明らかになるでしょう。
まして特に親しかったわけでもない籠池氏に、100万をポンっと出すなんて常識的にありえません。
上の写真は反原発・反基地運動家の三宅洋平氏と昭恵夫人との対談の模様です。
ちなみにこの三宅氏が夫人を高江のN1テントに連れて行きました。
昭恵さん、あなたねぇ、いい人というよりもうぶっ飛んでいますよ。
だから、今回「愛国」理事長に散々利用されるんです。
反省文40枚。
まぁ、「歩くセキュリティホール」こと昭恵さんが講演料でもらって断った時のいきさつ絡みでしょうね。
これも随行職員が証言しますから、明日あきらかになります。
一方政治家が斡旋の見返りとしての金銭授受があったら、その政治家はアウトです。
ただし誤解があるようですが、金銭授受がなければ、口利きは政治家の正当な仕事です。
橋下徹氏はこう述べています
「政治家が口利きをするのは民主政治としては当たり前。
有権者の要望を聞き政治家が行政の至らないところを直す。
ルールがなければ作り、悪ければ変える。
僕は高校生からの要望を受け院内学級を作った!要望を聞き行政を動かすのは民主政治の根幹。ただお金を受けたらアウト!」
唯一名が出た政治家である鴻池のおっちゃんの「こんにゃく」騒動は、どこに蒸発したのでしょうか。
鴻池さんの仲介で財務局が動いたのならスッキリするのですが、どうも違うようです。
では次の謎ですが、なぜ8億円もの売買価格の値引きがあったのかです。
この8億はゴミ処理代だとのことですが、これが妥当かどうかです。
これが不当なら財務省がミスをしたか、意図的に森友側から袖の下をつかまされたのか、はたまた財務省が政敵の首相をなんとかしてやろうと企んだか、です。
会計検査院はなぜ競争入札にしなかったのかを近畿財務局に問うでしょうから、いずれこの問題は解明されます。
しかし今の空気だとそれが出るまで、メディアと野党によってどうでもいいことが面白おかしく拡散されて、国会はまともに機能しないことになるでしょうね。
いまでも、鴨池氏が安倍氏の次を狙う麻生財務大臣の子分であったことや、初動において麻生氏が「財務省にはなんの問題もない」と一蹴してしたのがヘンだ、きっと麻生が財務省を使ってウンヌンカンカンと、まぁ色々と陰謀論的尾ひれ腹ビレがつきました。
左翼サイトにいくと、その手の陰謀論の香ばしい匂いがモワ~と立ち込めています。
あの学校用地は、阪神淡路大震災までは住宅地でしたが、大きな被害を受けて住宅地としての再建は難しいということで、国交省が買い上げたものです。
確かに震災瓦礫は投棄されてはいるのですが、元住民にはそんなに大量ではないという声もあり、真相は藪の中です。
実は、この謎を解明するのはそんなに面倒ではありません。
土地鑑定士を入れて、民間の地質調査会社に学校用地のボーリングをすればいいだけです。
数カ所を掘削してみて、8億相当のゴミがあればよし、なければミスないしは不正があったのです。
行政のミスならばその理由を明らかにする説明責任が生じますが、財務省が簡単にすいませんとは言わんでしょうな。
いずれにせよ、財務省がらみは会計検査院が精査の結果を公表するまで待たねばならないでしょう。
となると後は、なぜこんなに早く学校設置許可が下りたのかという点が残りますが、これは大阪府の問題で政府案件ではありません。
首相夫人が100万円渡したのどうの、払い込んだ郵便局の「物証」(爆笑)、夫人からメールが来たらどうの、ああ、どうでもいいことばかりです。
週刊誌ネタで政治やってるんじゃないよ。
今の国会には笑点のテーマが似合います。
野党とメディアのみなさん、いいかげん正気に戻りませんか。
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