アイコン トランプ大統領大打撃 口撃では前に進まず オバマケア代替案取り下げ

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ツイッター口撃のトランプ、懸念されていたことが最初の議案で生じてしまった。今後の法案も難航する前例を作ってしまったと言える。米国の政党には全体主義のような党議拘束などない。

トランプ米大統領は、オバマ前大統領が推進した医療保険制度改革、いわゆるオバマケアを撤廃し、別の制度に変えるための代替案について、議会下院で反対意見が根強く否決される可能性が高いことから採決直前の24日取り下げた。

代替案は、議会下院の本会議で与党・共和党の指導部が提出し、採決される予定だった。

しかし、野党・民主党に加え共和党内の保守強硬派の議員らも反対していて、共和党のライアン下院議長は採決に先立ってホワイトハウスでトランプ大統領と会談し、「僅差だが、賛成票が足りない」として、このままでは否決される可能性が高いと伝えた。

これを受け、トランプ大統領とライアン議長は代替案を取り下げることで合意したという。ライアン議長は記者会見し、「われわれにとって失望の日となった。これはつまずきだ」と述べた。

オバマケアの見直しを公約に掲げ、議会への説得工作を進めてきたトランプ大統領としては、代替案が否決される事態は避けたかったものと見られるが、オバマケアは当面、存続する見通しとなり、民主党は「われわれの勝利だ」としていて、トランプ大統領にとっては打撃となった。
 以上、
米世論も今年に入り、見直され、グッドアイデアだとする意見が多数を占めるようになった。
トランプの人種差別、宗教差別、白人主義、富裕層向けの政策が続けば、その反動として、議会がトランプの動きをけん制してくるものと見られる。
今回のオバマケアの代賛案の取り下げは、米株価の暴落で示されたとおり、トランプが打ち上げた政策が旨くいくかの試金石でもあっただけに、市場も落胆している。
こんなことがまた生じたら、トランプは早々に弱体化することになる。

トランプは雇用増をはかると言明しているが、これ以上、雇用増を図れば賃金が上昇し、物価も上昇し、調整の効かないインフレスパイルに陥る。それに加え、底辺労働を支えている不法移民も追い返すと言明、わかっているのだろうか。

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[ 2017年3月25日 ]

 

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