アイコン 「七ツ釜観光ホテル」の(株)長崎西海楽園(長崎)/破産開始決定

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七ツ釜鍾乳洞観光レジャー施設の(株)長崎西海楽園(長崎県西海市中浦北郷2549、代表清算人:豊竹新吾)は3月10日、長崎地裁佐世保支部において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、竹口将太弁護士(電話0956-59-8640)が選任されている。

負債額は約12億円。

同社は平成元年3月設立の「七ツ釜観光ホテル」を核とする七ツ釜鍾乳洞のレジャー施設経営会社。バブル時代に西海市の七ツ釜鍾乳洞近隣の約20万平方メートルに約20億円を投資して観光レジャー施設を開発、平成14年11月期には7億円台の売上高を計上していたが、その後は不況により来客が減少し続け、維持できなくなり、平成19年に施設を閉鎖していた。

施設では、高さ40mの七つ釜聖観音像や釈迦三尊堂を建立するなど、コンセプトが金ピカの仏教テーマパーク?、コンセプト共に集客対象があやふやだったことも客離れの一因かと見られる。

当施設には西海町(現、西海市)や長崎自動車なども出資する第3セクターでもあった。

御仏のご加護から見放された施設だったのだろうか。観音様はどうなるのだろうか。

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[ 2017年3月30日 ]

 

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