アイコン トランプ オバマケア失速 ヒステリー状態 共和党保守議員を激しく批判

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トランプ米大統領は、医療保険制度改革法(オバマケア)の撤廃・代替案に反対した下院共和党保守派グループの「下院自由議員連盟」について、2018年の中間選挙で協力しなければ民主党に加え「彼らと戦わなければならない」と激しく批判した。

トランプ大統領は30日朝、「自由議員連盟が協力して迅速に動かなければ、共和党のアジェンダ(=議案)全てに悪影響をもたらす。2018年には、彼らと、そして民主党と戦わなければならない」とツイートした。

ツイッター:
The Freedom Caucus will hurt the entire Republican agenda if they don't get on the team, & fast. We must fight them, & Dems, in 2018!

ニュースサイト「Axios」によると、
元々オバマケア改正案を酷評していた30人ほどの共和党の「下院自由議員連盟(フリーダム・コーカス)」メンバーが3月23日、ホワイトハウスを訪問した時、
バノン氏が開口一番、
「いいか諸君。これは話し合いではない。討論でもない。この法案に賛成票を投じる以外、君たちに選択肢はない」と言い放ったという。
それに対して、下院自由議員連盟のある議員は、バノン氏に対し、
「ああ、誰からか何か命令されたのは、俺が18歳の時が最後だな。親父がそうしていたよ。俺は親父の言うことなんか聞かなかったけどなぁ」と。
こうしたバノン氏の威圧的な言動により、下院自由議員連盟の議員たちがブチ切れ、態度を硬化させ、トランプはオバマケア改正法を議会に図れず撤回したという。

スティーブン・ケビン・バノン(Stephen Kevin "Steve" Bannon,):
実業家、右翼のネットメディア「ブライトバート・ニュース・ネットワーク」経営者。大統領選挙でドナルド・トランプ陣営の選対本部長を務めた。現在はアメリカ合衆国首席戦略官・大統領上級顧問。

トランプ政権は家族やお友達的な政権運営、日本のように党議拘束などない米国の共和党や民主党であり、そうしたトランプ政権による政策の強権的な進め方は、議会で反発を食らう。
共和党の大統領候補者指名選挙において、共和党の多くの議員が最後までトランプを認めていなかったこともあり、立法府の共和党議員に対して根回しをしない政権運営しだいでは、共和党内でそうした反トランプが噴出してくるおそれもある。
そうなれば、行政府のトランプが、立法府の議会に諮る政策の多くが困難に帰す可能性もある。
大統領になっても、まだデタラメツイッターを発信し続けており、次第に反感者(議員も国民も)も多くなっていくものと見られる。そして、トランプ支持のコアな人たちを除き、トランプを支持してきた人たちも失望へ変わるだろう。
特に国境税など導入すれば、庶民が購入する物価が上がり、報酬が追いつかず、貧富の差も拡大する。一時的な減税措置をとったとしても、国民の喉元を通り過ぎれば、トランプに票を入れた国民の不満も爆発することになる。
過去、ブッシュなど、政権運営に行き詰った時に、よく行うのが戦争。アメリカでは、戦争が挙国一致をさせる国民性もある。レイムダックになった韓国政権が反日を利用するのと発想は同じ。

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[ 2017年3月31日 ]

 

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