アイコン タカ派のバノン外す トランプが国家安全保障会議(NSC)から

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トランプ米大統領は5日、国家安全保障会議(NSC)を再編し、首席戦略官のスティーブ・バノン氏(白人主義ネットメディア元経営者)を外した。
また、国土安全保障・対テロ担当の補佐官トーマス・ボサート氏の役割を縮小した。決定に詳しい関係者の話と規制当局への届け出で明らかになった。
届け出によれば、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)が、NSCや国土安全保障会議での会合のアジェンダをまとめる責務を担う。

また、マクマスター氏は自身の判断で、その任務をボサート氏に委任することを認められた。
トーマス・ボサート氏は、ジョージ・W・ブッシュ政権で国家安全保障問題担当大統領副補佐官を務めていた。
以上、ブルームバーグ

トランプが、大統領指名選で選対本部長を務めた人種差別過激派のバノン氏をNSCから外したことは、頭が何人もいれば収拾がつかないことから、現実離れし口汚く自らの意見ばかりを主張するバノン氏を外し、より実践的な会議にするため、今回の再編となったと見られる。中国と北朝鮮政策に集中するものと見られる。

論功褒章のバノン氏の首席戦略官地位も、オバマケア改正案で反対した共和党保守派に対する暴言もトランプ同様問われていたが、NSCの専門外であり、退場させられたものと見られる。
トランプ政権に早、ヒビが入り始めたようだ。

<ハーバート・レイモンド・マクマスター>陸軍中将
(Herbert Raymond "H. R." McMaster、1962年7月24日生):
アメリカ合衆国陸軍中将で、陸軍能力統合センター長で陸軍訓練教義コマンド (TRADOC) フューチャーズ・センターの副司令官である。現在、トランプ政権の国家安全保障問題担当大統領補佐官に指名されている。H. R. マクマスターと表記されることもある。
ウェストポイントの陸軍士官学校を1984年に卒業し、少尉の階級を得る。
その後、ノースカロライナ大学チャペルヒル校で文学修士号と軍事史の博士号 (Ph.D.)取得。
1991年、湾岸戦争では73イースティングの戦いで機甲騎兵中隊を指揮し、銀星章を受章。
イラク駐留軍司令官の特別補佐官、アフガニスタン駐留軍の合同調整機動部隊司令官などを経て、2012年6月、米軍高等機動作戦センター司令長官(陸軍中将)。
2014年7月から陸軍能力統合センター長。
書も発刊するなど陸軍きっての戦略家。
『タイム』誌で2014年のもっとも影響力のある人物に挙げられていた。
 

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[ 2017年4月 6日 ]

 

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