アイコン 文在寅の尻に火が付く 国民党の安哲秀が猛追 韓国大統領選まであと2ヶ月、経歴

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各党の大統領選に向けた予備選が終わり、選挙構図に地殻変動が起きていると中央日報が6日報じた。
それによると、
「共に民主党」候補の文在寅の独走体制が終わり、文候補と「国民の党」候補の安哲秀の2者構図に大統領選レースの構図が変わっている。
中央日報が行った世論調査によると、

<各党決定・多者対決の場合>
1、「共に民主党」の文候補は38.4%、
2、「国民の党」の安候補は34.9%となった。
両候補の支持率の差(3.5%ポイント)は誤差範囲(±2.5%)内となった。
ほかの候補者は、
3、旧セヌリ党の「自由韓国党」の洪準杓候補が9.6%で3位。
4、昨年12月、大統領弾劾でセヌリ党から脱党した「正しい政党」の劉承ミン候補が2.7%、
5、「定義の党」の沈相ジョン候補が2.1%となった。
6、4月5日、大統領選出馬を宣言した金鍾仁前「共に民主党」非常対策委代表(反文在寅)は1.7%となった。

<各党の候補選出前は・・・>
3月18~19日、中央日報の調査では多者対決の場合、
1、文在寅候補34.7%、
2、安熙正候補(民主党予備選脱落)21.0%、
3、安哲秀候補13.0%、
4、李在明候補(民主党予備選脱落)8.1%、
5、洪準杓候補が7.7%
の順だった。

約半月で安哲秀候補の支持率が急騰傾向を示し、21.9%ポイント上昇を見ている。文在寅より中道路線を主張していた安熙正候補の支持層の相当数が、安哲秀候補側に回った結果だと分析できる。

文在寅も支持率が多少上がったが、上昇幅は3.7%ポイントにとどまった。同党の安熙正候補の支持層どころか、反日過激派の城南市長の李在明支持層も掌握し切れていない実態が浮き彫りになっている。

<湖南地域>
革新色が強い韓国南西部の光州市などがある「湖南地域」の支持率だけで見れば、
文候補46.0%、
安候補40.6%
(文候補が有利な地域、光州事件などで知られる)。

<大邱・慶北地域>
保守色が強い韓国南東部の(釜山市の北側の)「大邱・慶北地域」では、
安候補39.3%、
文候補23.2%だった。
同地域では、洪準杓候補の支持率は15.2%にとどまり、保守層が「戦略的代案」として、安候補を選択する傾向を見せている。

<釜山・慶南地域>
文・安候補の出身地である釜山・慶南地域は、
文候補が35.7%、
安候補が31.3%と激戦となっている。
(釜山広域市長はセヌリ党=自由韓国党で同地は保守層も多い)

<3者対決では>
大統領選候補1~3位の3者対決では
文候補41.9%、
安候補40.8%、
洪候補12.2%
と、文候補と安候補の格差がより小さくなっている。

<2者対決では>
非「共に民主党」候補間の単一化が行われた時を想定した2者対決では、
安候補が50.7%、
文候補の42.7%
に誤差範囲を超えた優勢を見せている。

3月18~19日の調査では、2者対決の場合、
文候補50.1%、
安候補38.6%
だったが、構図が逆転している。

リサーチ・分析会社オピニオンライブのユン・ヒウン世論分析センター長は「これまで、文在寅候補は、(大統領弾劾に至った)崔順実ゲート事件に伴う『積弊清算論』を前に出して、最大野党のプレミアムを享受してきたが、そのような戦略では、これ以上安哲秀候補をおさえることができないため、選挙戦略を見直さなければならない状況に直面した」と話している。

中央日報の調査研究チームが4月4~5日、全国の有権者1500人を対象に実施した世論調査(応答率29.4%、信頼水準95%、標本誤差±2.5%ポイント)。
以上、中央日報参照。

中央日報は、弾劾後まで反日キャンペーン・朴タタキをやり続けてきたが、最近は反日姿勢も弱め、左派の文在寅では韓国の政治も経済もグチャグチャになると警戒し、文在寅タタキに転じている。

韓国大統領選挙の投票日は5月9日。
韓国の次期大統領は、誰がなっても反日、韓国の対日政策は大きく変わる。ただ、急浮上の「国民の党」の安哲秀は、反米ではない人物。文在寅になれば、中国・北朝鮮の傀儡政権に自らがなる人物であり、日本にとって救いようがない状態に至る。

文在寅は反日カードを早く切りすぎ、また持続させることもできず、それに朴大統領も収監させたことから蝋燭派を再び結集させることもできず、財閥問題や雇用問題では安哲秀と大きくは変わらず、対立軸が文の左派なのか安の中道なのかだけになっている。

文在寅を支える中国が貿易制裁を赤裸々にしてきたことが、韓国のTHAAD配備問題より韓国内では中国批判が沸騰し、文在寅には不利に動いている。

韓国の大統領選挙の前提条件として、北朝鮮を米国がそれまでに直接攻撃しないこと。

安 哲秀の経歴=プロフィール
1962年2月生、55歳
出身地は釜山市。
大韓民国の政治家、大学教授、実業家。英語名:チャールズ・アン(Charles Ahn)。
1995年にアンラボを創業。
2012年大韓民国大統領選挙における有力候補の一人とされた。
2014年3月に発足した新党・新政治民主連合の共同代表や、2016年2月に結成された国民の党共同代表を務めた。
<略歴>
1980年から1991年にかけてソウル大学校で医学の学位(MD、MS、Ph.D.)を取得。
1990年1月から2月にかけての短期間、九州大学医学部にも籍を置いていた。
ソウル大学校病院、檀国大学校病院に勤務していた時期に個人としてアンチウイルスソフトウェアを研究し、病院を退職後に起業したアンラボは、韓国最大のコンピュータセキュリティ企業となる。
1997年にペンシルベニア大学にてMSE、
2008年に同大学ウォートン・スクールにてMBAを取得。
2005年にポスコの社外取締役、2010年に取締役会議長となる。
その外にもソウル大学校融合科学技術大学院(GSCST)院長、アンラボ会長、また同社の社内ベンチャーとして発足し後に別法人となった Noritown Studio の会長も務める。
以上、

政治に顔を出した2011年には、IT実業家ということもあり、高い人気を誇ったが、動いたソウル市長選では結局立候補せず、反日の現ソウル市長の朴元淳(共に民主党)を支持した。
2012年12月の大統領選でも候補予定者で支持率第1位だったが、立候補せず、文在寅の支持に回った(当選挙で朴大統領が誕生した)。
このように安哲秀は最後の最後のところでまったく決断力がない人物であり、反日ゆえに扱いが難しい。
 

[ 2017年4月 7日 ]
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