アイコン 1~3月の訪日客の消費額 4.0%増の9,679億円 一人当たりは▲8.5%減

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今では、観光客はEC市場で日本の商品の買い物をし、訪日までして爆買いする時代ではない。観光客はリピーターも多くなっており、買い物目的ではなく、純粋に観光目的が多くなり、地方への広がりを見せている。
地方も努力しだいではその効果が如実に現れており、都道府県の知事や政令市の市長の力量が問われている。ただ、権謀術だけに長け、自治体経営の能力もなく、権力にしがみつくような首長こそ自治体のガンでもあり、訪日客など呼び込めるものではない。

1.訪日外国人全体の旅行消費額
〇 平成29年1~3月期の訪日外国人旅行消費額は9,679億円。前年同期(9,305億円)に比べ4.0%増加。

〇 国籍別で訪日外国人旅行消費額をみると、中国が3,718億円(構成比38.4%)と最も大きい。次いで、台湾1,334億円(同13.8%)、韓国1,180億円(同12.2%)、香港801億円(同8.3%)、米国463億円(同4.8%)の順となっており、これら上位5ヶ国・地域で全体の77.4%を占めている。

2.訪日外国人1人当たりの旅行支出
〇 訪日外国人1人当たり旅行支出は14万8,066円。前年同期(16万1,743円)に比べ▲8.5%減少した。
〇 国籍・地域別にみると、スペイン(24万9千円)、オーストラリア(24万1千円)、中国(22万5千円)の順で高い。
 

2017年1~3月の外国人訪日客数 国別/JNTO
2017年
1~3月累計
 
 
客数
前年比
シェア
総数
6,537,200
13.6
100.0%
中国
1,648,700
12
25.2%
中華圏48.5%
台湾
1,033,700
3.5
15.8%
香港
490,600
12.1
7.5%
韓国
1,713,800
24.2
26.2%
中華圏含むアジア 85.3%
タイ
251,800
13.4
3.9%
シンガポール
71,800
5
1.1%
マレーシア
104,900
19.2
1.6%
インドネシア
76,400
45.6
1.2%
フィリピン
87,100
16.3
1.3%
ベトナム
74,200
33.4
1.1%
インド
28,800
8.4
0.4%
米国
292,700
12.7
4.5%
 
カナダ
70,800
14.6
1.1%
オーストラリア
141,800
6.1
2.2%
英国
71,200
-1.7
1.1%
フランス
51,900
6.6
0.8%
ドイツ
44,500
5.8
0.7%
イタリア
22,000
3.7
0.3%
ロシア
15,200
22.6
0.2%
スペイン
13,500
-8.4
0.2%
 
231,800
10.4
3.5%

[ 2017年4月20日 ]
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