梶製作所と金沢工業大「エネルギーハーベスティング」を進化へ
高校の野球やサッカー・ラグビー・軽音楽など監督しだいで、強豪校に変身する。企業や大学でも同じことだ。
石川県の梶製作所と金沢工業大学が、振動や電波など未利用のエネルギー源を極小な電力に変換する技術の開発を加速させている。
実用化すれば電池交換や配線なしでデータを送信するセンサーやスイッチに応用できる。機械のメンテナンスからインフラ保守まで幅広い分野での利用が見込まれ、あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」の普及に弾みがつく。
<開発を進めているのは「エネルギーハーベスティング」技術>
振動エネルギーでは、振動による圧力を圧電素子によって電力に変換する。発電能力が低いため実用性のある装置の開発には至っておらず概ね研究段階である。また発電設備の製造に必要なエネルギーを、その後の発電で取り戻せるかどうかも不明である。
ただし、世界的に研究開発は積極的に行われており、日本国内では村田製作所や三洋電機(現パナ社)などの大手企業がさまざまな展示会に出展しているほか、金沢大学では有限会社金沢大学ティ・エル・オーのもとで実際に振動発電を商品化するための活動が行われている。
また、2012年には東京大学で日英環境発電ワークショップが開催され、日本のみならずイギリスでの研究状況などの発表も含めた交流が行われた。
海外でも歩行時の振動を利用するUSBの携帯電話充電機や、自動車が通過するときの道路表面の振動によって発電する実験も行われており、実用化の目処がつきつつある製品も多い。
しかし、いまだ製品化され、電子機器やIOT機器に大量に用いられているものはない。今回の研究は、微弱振動・電波さえ電気エネルギーに変えるというものだ。期待したい。
以上、報道、ウィキなど参照
会社名
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株式会社 梶製作所
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所在地
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石川県かほく市高松ノ19
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TEL 076-281-2128
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代表者
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代表取締役会長 梶 冨次郎
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代表取締役社長 梶 政隆
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創業
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1934(昭和9)年 4月
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株式会社設立 1951(昭和26年)年 6月
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資本金
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2,000万円
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事業内容
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機械製造・機械部品製造
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従業員数
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54名
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主な設備内容
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マシンニングセンター 6台
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CNC旋盤 13台
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長尺NC旋盤 3台
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長尺旋盤 6台
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鍛造プレス 400t 3台
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鍛造プレス 250t 1台
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丸鋸切断機 4台
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三次元測定器 1台
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画像処理形状測定器 1台
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その他設備
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事業内容
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繊維工業向け技術サービス
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織物準備設備(ワインダー関連機器、リワインダー、別巻取機、テープ巻取機)
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コーティング設備(コーティング・サイジング機器)
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小ロット対応設備(小ロットワーパー)
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省人・省力化設備
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テクテキスタイル設備
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金属加工サービス
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冷間鍛造
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切削・研磨
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自動車部品
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織機部品
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搬送装置部品
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長尺ロール製造(最長5300mmの長尺ロールを一貫製造)
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グループ会社
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マシナリー事業
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梶製作所
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インドネシア生産子会社
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中国生産子会社
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繊維事業
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カジナイロン(株)
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カジソウイング(株)
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カジニット(株)
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カジレーネ(株)
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