アイコン しどろもどろのトランプ政権 暫定予算期限就任100日目に到来

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1、オバマケア修正のトランプケア頓挫
2、メキシコの壁、予算なく先送り
3、国境税(原資にして輸出奨励)先送り、物価上昇危惧の政権内対立
4、聖域都市補助金廃止、憲法違反判決、ユダヤ白人至上主義露骨
5、法人税35%を15%に引き下げ、税収不足の代替は2%成長率を3%により税収増をはかる。
これまで長期にわたる経済回復により、踊り場に差し掛かったような指数も多くなってきている。

米連邦政府の2017会計年度(2016年10月~2017年9月)暫定予算が28日に期限切れとなり、政府機関の一部閉鎖リスクが浮上している。

連邦議会は29日以降の新予算を可決する必要があるが、トランプ大統領の看板公約であるメキシコ国境の壁の費用計上を巡って与野党が対立し早期成立のメドが立っていない。

トランプ政権は29日に発足100日を迎えるが、議会運営で再び試練を迎えている。現在の暫定予算は昨年12月に成立し、今年9月までの本格予算はトランプ政権発足後に議論するとしてきた。
ホワイトハウスと共和党指導部は、医療保険制度改革法(オバマケア)見直しを優先して議論したが、下院保守強硬派の反対で空中分解した。
議会の混乱で新予算の議論も遅れ、28日の期限切れが迫っている。

与党・共和党は上下両院とも過半数を握るが、上院で野党・民主党の議事妨害を阻止するには全100議席のうち60票が必要になる。共和党は52議席しかなく、予算可決には民主党の一部議員の協力が必要。
ただ、民主党は、トランプ政権が求める「メキシコ国境の壁」の予算計上に強く反対しており、与野党連携の道筋はみえていない。

トランプ氏は「壁は極めて重要だ」と繰り返し主張。一部米メディアは同氏が24日に記者団に対し、壁を建設する予算の計上を10月1日に始まる2018会計年度に先送りしてもよいとの考えを明らかにしたと報じた。
ただ、トランプ氏は25日、自身のツイッターに「私は壁に関する立場を変えていない」と投稿している。

一方で予算の立案・決定権を持つ議会側は、ライアン下院議長(共和党)が「壁建設は2018年度に重点を置く」と主張するなど、政府閉鎖の回避へ妥協案も検討する。

予算失効が近づいて審議時間が確保できないため、1週間程度の短期のつなぎ予算を可決する案も浮上している。
政府機関の閉鎖を回避して議論を続けるためだが、民主党は強硬姿勢を強めている。
トランプ氏は「ディールメーカー(交渉仕掛け人)」を自任するが、政府閉鎖回避には国境の壁などの公約を先送りする妥協が避けられそうにない。

暫定予算が失効すれば29日から治安や国防などを除く政府機関が閉鎖に追い込まれる。
トランプ政権は皮肉にも、その29日に発足100日目を迎える。

トランプ氏は、税制改革案を26日に発表すると予告している。
法人税率を現状の35%から15%に引き下げることなどを盛り込む予定で、実績づくりを急ぐ。
「アウトサイダー」を売り物に選挙戦を勝ち上がったトランプ氏だが、政府運営や議会対策に不備を残したまま、まったく政権の存在価値をなくしている。
以上、報道参照

唯一廃止したTPPに変わるFTA交渉も進まず、なにもかも中途半端、法案が通過するかどうかは、暫定予算も含め不明。
29日までに議会と折り合いをはからねば、連邦政府はガス欠になる。
ツイッターでピーチクパーチク口撃するだけが関の山の人のようだ。相手はそのつぶやき口撃でも感情を悪化させる。

前門の少数野党民主党 × トランプ政権 × 後門の与党共和党保守派(=コーク兄弟)
トランプは共和党保守派に対して、中間選挙で懲らしめると宣言しており、仲直りは困難。保守派のスポンサーのコーク兄弟は元々反トランプであり、トランプが喧嘩を売ったことにより、経済も含め内政はほとんど議会承認が必要であり、政権運営はさらに厳しくなっていく。

オバマも新予算が共和党の反対にあい、連邦政府予算の執行ができず、給与未払いが発生するなど行政が大混乱に陥っていた。
 

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[ 2017年4月26日 ]

 

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