アイコン 河村水産(株)、(株)かに工房(兵庫)/自己破産へ

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水産加工の河村水産(株)(兵庫県西宮市鳴尾浜1-6-28、代表:徳永俊宏)と関連でカニ料理店の(株)かに工房(同、代表:河村徹教)は5月1日事業停止、事後処理を鈴木尉久弁護士(電話078-351-1669)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は河村水産が約6億円。

河村水産は昭和40年創業の老舗の水産加工および販売業者。輸入したズワイガニやタラバガニなどのカニ類の加工を主力に、水産卸会社への販売で以前は50億円以上の売上高を計上していた。しかし、長期にわたる不景気の浸透や不漁期の仕入れ価格高騰などから平成12年11月、民事再生を申請して法的再生、終結させ、かに食べ放題のかに工房を展開するなど積極的な経営を行っていたが、本業は消費不況から売上不振、円安に伴う輸入原価高による採算性の悪化に耐えられず今回の事態に至った。

円安で上場企業は潤っているが、輸入品を扱う中小企業の消費者関連企業は逆に厳しい。

 

 

 

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[ 2017年5月 8日 ]

 

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