アイコン 4月銀行の貸出残3.0%増、預金残4.4%増

スポンサード リンク

11日に発表した日銀の4月の貸出・預金動向速報によると、

全国の銀行(都銀、地銀、第二地銀)の貸出平均残高は、前年同月比3.0%増の447兆6349億円だった。

前年同月を上回るのは67ヶ月連続。伸び率は3月と比べ横ばいだった。

M&A(合併・買収)やアパートローンなどの不動産向けの貸し出しが堅調に推移した。

 業態別に内訳を見ると、

都銀は2.4%増の211兆8755億円(貸出シェア47.3%)。伸び率は3月から0.1ポイント拡大。海外M&Aを含む円安で残高が増加した。

地方銀行と第二地銀を合わせた貸出残高は同3.5%増の235兆7594億円で、伸び率は3月から0.1ポイント縮小した。

手形と小切手を除き譲渡性預金を含んだ預金残高は、4.4%増の680兆9016億円だった。うち都銀は6.4%増の350兆233億円だった。

以上、

貸し出しの伸び率が3.0%、預金の伸び率が4.4%と、そのギャップは企業や個人の内部蓄積が増え続けていることになる。このほかに企業や個人のタンス預金や有価証券の増加分もある。利益が回転せず、蓄積され続け、大公共投資で資金が供給されているにもかかわらず、景気の好循環を抑制している。

 

スポンサード リンク
[ 2017年5月11日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ