アイコン 米太平洋軍ハリス司令官 北朝鮮に対し各国更なる制裁強化を

スポンサード リンク
 

アメリカ太平洋軍のハリー・ビンクリー・ハリス・ジュニア司令官(=ハリス司令官、海軍大将、就任は2014年12月)は17日都内で講演し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮について、「核弾頭と弾道ミサイルの技術が気まぐれな指導者の手に渡れば大惨事を招く」と述べて、危機感を示すとともに、各国はさらなる制裁を科すなど圧力を強めるべきだという考えを示した。

ハリス司令官は、北朝鮮が今月14日、新型の中距離弾道ミサイルを日本海に向けて発射したことについて、「今回の挑発は金正恩体制によって平和と安定が脅かされていることを改めて示した」と述べた。そのうえで、「核弾頭と弾道ミサイルの技術が気まぐれな指導者の手に渡れば大惨事を招くことになる」と述べ、北朝鮮がミサイルの発射実験を重ね核弾頭を搭載できるICBM=大陸間弾道ミサイルの技術獲得に近づいているとして危機感を示した。

また、ハリス司令官は「北朝鮮の危険な行いは朝鮮半島だけでなく日本や中国、ロシア、アメリカそして世界中にとって脅威だ。あらゆる国が北朝鮮に対してさらに強力な制裁を科すよう求めていく」と述べ、脅威はロシアや中国にも及ぶと強調し、核・ミサイル開発を放棄させるよう各国が圧力を強めるべきだという考えを示した。
以上、

北朝鮮の動きを牽制してきた米空母カール・ビンソン打撃艦隊(母港:加州)は、空母ロナルド・レーガン打撃艦隊(母港:横須賀)と交代し、帰航の途にあったが、先日の北朝鮮ミサイル実験成功に、途中で留まっている。朝鮮半島+日本領域での米空母は、北朝鮮の挑発にこれまで2隻となっていたが元の1隻になる。空母ロナルド・レーガンも朝鮮半島近隣の日本海で北朝鮮を牽制するため横須賀を出航している。

オバマ大統領が任命したハリス司令官、中国習が、米政府にハリス司令官の更迭を求めたという日本の報道に対して、中国政府は一蹴し、「任期でいずれ辞める」とした。このコメントからしても中国政府が更迭を求めているのは真実のようだ。

トランプは、中国が北朝鮮の核・ミサイル開発実験の動きを鎮静化させれば、習へのご褒美にハリス司令官を更迭する可能性がある。

ハリス司令官は2016年1月27日、「尖閣諸島の主権について、米国は特定の立場を取らない」と従来の見解を繰り返しつつ、「中国からの攻撃があれば、我々は必ず(日米安全保障条約に基づき尖閣諸島を)防衛する」と米軍の軍事介入を表明した。アメリカ政府・軍関係者が、尖閣諸島について中国を名指しし、防衛義務を述べることは異例であるとされていた。ハリス司令官は日系人である。前職は太平洋艦隊司令官。

オンライン軍事専門メディア「ミリタリードットコム」は、海兵隊太平洋司令部の特戦司令部(SOCPAC)の新任司令官に統合特殊作戦司令部(SOCOM)作戦局長のダニエル・ユ少将(57、韓国系)が5月12日に就任したと報じ、初めて韓国系が司令官になったと韓国報道機関が大喜びしている。
まさか、この人が米軍の垣根を越え、階級も飛び越え太平洋軍の司令官になることはあるまい。トランプばかりは予想がつかない。もしもなった場合、韓国系は朝鮮民族意識が強すぎ同化しない、ハリス司令官とはまったく異なる発言をする可能性もある。
米海兵隊太平洋基地(MCIPAC)は、沖縄県北中城村にあり、韓国含む太平洋域の海兵隊を管轄下に置いている。岩国基地、ハワイ、韓国ムジュク、普天間など。
 

[ 2017年5月17日 ]
スポンサード リンク
 

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ