アイコン 米トランプ コミー更迭スキャンダル ロシアゲート事件弾劾議会の可能性も

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コミーFBI長官を首にしたトランプ、3回にわたり、コミー長官にフリン前補佐官のロシア内通疑惑捜査を中止するように圧力をかけたといい、議会を揺さぶっている。
共和党も事実だとしたら、かばいようもなく、特に下院に30~40人いるとされる超保守派の「フリーダム・コーカス(自由議員連盟、スポンサーは超大金持ちのコーク兄弟)」の動きも注目される。実際、彼らは、オバマケアを葬るトランプケアの議会上程を中止させ、トランプの政権運営の第一歩を躓かせた。ほかに救いようがないと同調する共和党議員が出れば、一気に弾劾が現実のものとなる(選挙でトランプを最後まで支持しなかった共和党スポンサーのコーク兄弟の野望もある)。下院435人中、共和党237人、民主党193人、無所属と欠員有5人。任期は2017年1月3日から2019年1月3日まで。

トランプ大統領本人も5月10日、ロシアのラブロフ外相とキスリャク駐米大使との会談(米記者遮断)で、IS関連の機密情報を流し、このために情報を提供した重要な情報員が危険にさらされたと、米紙ワシントン・ポストなど米メディアが5月15日付で報じていた。
その情報が、米国が取得したものならば問題にはならなかったろうが、同盟国のイスラエルの諜報機関(モサド)が取得し、提供した機密情報を漏らしたことで、同盟国間の不文律を破ったとして大問題に発展している。

トランプ大統領は、コミー連邦捜査局(FBI)長官を更迭した後、ロシア内通の疑惑が強まっており、当分の間、波紋が続くものと思われる。トランプの大幅減税や大公共投資の公約の実行が大幅に遅れることが必至で、NYダウの372ドルの大幅ダウンとドル安相場がそれを如実にあらわしている。18日はその反動と失業保険申請者数が28年ぶりの低さになったこともあり、一時100ドル以上値上がりしたが続かず、56ドル高で終えている。

米国のコミー前連邦捜査局(FBI)長官が、トランプ大統領よりロシア内通疑惑に対する捜査中止の圧力を受けたというメモの一部が公開され、米議会が揺れている。今やコミー氏が残したさらなるメモの存在と公開の有無がもたらす爆風にワシントンが緊張している。

CNNは17日、ある消息筋を通じて、コミー氏がトランプ大統領と交わした話の内容は良いことであれ悪いことであれ、できるだけ全てを記録に残そうと努めたと報じた。コミー氏の側近である同消息筋は、「特にコミー氏は、トランプ大統領との単独面談で、その要請(フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の捜査の中断)を受けた時、『肝を冷やした』とし、これを記録に残した」と伝えた。

ニューヨーク連邦検察官出身で2013年9月にFBI長官に就任したコミー氏は、几帳面で徹底しているが、普段、高官との会話を「保険用」に残しはしなかったと、CNNは伝えた。

コミー氏は、昨年、大統領選挙(11月8日)の11日前に、ヒラリー・クリントン民主党候補(当時)のメール問題の再捜査の方針を明らかにし、トランプ大統領の当選に追い風となった。

しかし、トランプ大統領は、就任後、ロシア疑惑に関するFBIの捜査の矛先が自分に向けられると、5月9日、FBI長官のコミー氏を更迭した。
当時、トランプ大統領は、更迭の事実をメディアに先に知らせ、12日のNBCのインタビューで、「コミー氏は、私は捜査の対象ではないと言った」、「コミー氏が長官を続けたがった」と明らかにし、コミー氏を公開的に蔑(さげす)んだ。
そのうえ、トランプ大統領は、コミー氏と交わした話の内容を録音したテープがあると主張し、「ファクト戦争」の宣戦布告をした。
すると、コミー氏は側近を通じて、話の内容を書いたメモの存在を明らかにし、反撃に出た。

コミー氏は、トランプ大統領に関するメモを議会で証言したり、メディアのインタビューを通じて明らかにすることを望んでいると、消息筋は明らかにした。
同消息筋は、「コミー氏は、トランプのテープが存在することを望んでいる。テープがあるならメモと検証することができるだろう」と話した。
トランプは12日、「(トランプが首にした)ジェイムズ・コーミーは、マスコミにリークしはじめる前に、僕との会話の『テープ』がないよう願っていた方がいい」とツイートし、脅迫していた。
以上、

コミー前長官は、トランプを怖がっているようで、更迭以降、直接マスコミなどに一切登場していない。

<ロシア疑惑、特別検察官設置、トランプは「魔女狩り」だと>
トランプ米大統領は18日、ロシアの米大統領選関与疑惑を巡る捜査に特別検察官が設置されたことを受けて、米国史上「最大の魔女狩り」と批判した。
ロシアとトランプ陣営の癒着の疑いが深まる中、米司法省は17日、議会からの圧力を受けてロバート・モラー元連邦捜査局(FBI)長官を、特別検察官に任命した。トランプ大統領はその後、「徹底調査により、私の陣営といかなる外国との間にも共謀がなかったとの既知の事実を確認することになる」と、歓迎する声明を発表しており、当コメントを翻している。

元々大統領選さなかにロシアのハッカー部隊が、クリントン陣営のメートル情報を公開したことに始まっている。
米司法長官はジェフ・セッションズ氏、大統領選中にロシア大使と2回会っていたことが判明しており、司法長官承認の議会公聴会で接触を否定しており、偽証罪問題を抱えたままになっている。セッションズ長官は、コミーFBI長官の更迭をトランプ氏に進言していたとも報道されている。
共和党内からもセッションズ長官はロシアゲート事件の捜査から外れるべきだと指摘されている。

何かトランプ大統領は、米国から経済制裁を受けているプーチン大統領から大統領に任命してもらったようだ。(韓国では親中の文は中国からの入れ知恵で大統領になった。中国陳海が伝授)
どっかの国と違い、議会がホワイトハウスの行動をチェックするため、米政権はもうゴチャゴチャの様相。
トランプも会社のオーナー兼ボスの気分のままで、ホワイトハウス=アメリカを経営しているようだ。
いっそのこと、トランプに、プーチンと仲良くなってもらい、北方領土を返すよう諭してもらいたいものだ。
 

[ 2017年5月19日 ]
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