アイコン 中国政府が比ドウテルテに戦争警告/南シナ海問題

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南シナ海の領有権をめぐる問題で、22日に開かれた記者会見で中国外務省の報道官が、同政府の首脳陣から「戦争になる」と警告されたとするフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領の発言について、コメントを避ける一幕があった。

ドゥテルテ氏は、先週、中国の北京で、習近平国家主席や李克強首相と会談した。その際、ドゥテルテ氏自身が「そこ(南シナ海)は、わが国のもので、われわれはそこで石油採掘を行うつもりだ」と表明したところ、習国家主席と李首相に「私たちは友人だ…しかし、あなたが対決を迫るというのなら、われわれは戦争に突入するだろう」と述べたと明かしていた。

その一方、中国外務省の華春瑩報道官は22日に会見を行い、ドゥテルテ氏の発言に直接触れることは避けつつ、「友好的な話し合いを通じ、平和的に問題を解決できるようフィリピンと協力して取り組む」と述べた。

 また華報道官は、報道陣に対し、「二国間関係が安定して着実に前進し、また地域の平和と安定に貢献できるようにする」ため、中国が「他分野において協力を深める」ことを模索していると語った。

以上、AFP参照

中国は勝手に線引きした9段線内(南シナ海のほとんど)の領有を、改めて比にも確認させたようだ。こうした中国の「脅し」にドウテルテは南シナ海でどう動くのだろうか。原油採掘の共同開発で中国側に持ちかけるだろうが、その島嶼が比占有ならば中国も理解しようが、中国が比近くでかすかな岩礁を埋め立て陸地に造成、ロケット基地まで作っている現状からして、中国が占有した地での共同開発など中国としては考えられないこと。中国も北朝鮮も実際は共に独裁国家、双子・独裁の親子関係にある。

いつ気が振れるかわからない。

 

 

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[ 2017年5月23日 ]

 

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