アイコン 韓国の家計負債 3月末 過去最高の135兆円

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0524_04.jpg韓国銀行は23日、今年3月末現在の家計債務が1359兆7000億ウォン(約135兆円)となり、統計を取り始めた2002年末以降で最高を記録したと発表した。
ただ、1-3月の増加幅は17兆1000億ウォンで、昨年10-12月(46兆1000億ウォン)を大幅に下回った。

 例年1-3月には、年末のボーナス収入などで借り入れが減る傾向があるが、昨年1-3月の家計債務の増加幅の20兆6000億ウォンと比べても、増加ペースは鈍化している。
 金融監督院によると、家計債務の増加規模は4月以降も減少している。

4月1日から5月12日までに金融機関による家計向け融資の伸びは10兆ウォンにとどまり、前年同期(12兆7000億ウォン)を▲21.3%下回った。
しかし、家計債務が本格的に増え始める以前の2013-14年と比較すると、増加ペースは依然速い。
 同院関係者は「家計債務の増加ペースが安定的となるように債務者の返済能力審査、金融機関のリスク管理を強化していく」と話した。
以上、朝鮮日報参照

韓国では不動産バブルが発生し、まだソウルの一部では値上がりを続けているという。
そうした不動産購入に伴い家計負債が急増してきた。価格上昇では中国勢の不動産投資も入り、不動産バブルが生じた。しかし、金融機関が不動産購入の貸出金利を上げたことから沈静化の動きが生じている。また、中国勢もTHAAD問題発生から勢いよく撤退し、不動産価格の上昇はすでに抑えられている。
今後、値下がりに転じれば、金融機関が担保不足に陥り、家計を圧迫することになる。また、景気を主導する消費が、家計負債大で長期にわたり減退することが心配されている。

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[ 2017年5月24日 ]

 

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