アイコン ソフトバンク 英VRの新興企業に5億ドル出資

スポンサード リンク

ソフトバンクグループの孫正義社長が再び大きな賭けに出た。
その対象は開花に数年、あるいは数十年かかる可能性もある初期のテクノロジー。

ソフトバンクグループは、ロンドンを拠点とする仮想現実(VR)の新興企業、インプロバブル・ワールズ(Improbable Worlds Ltd)への5億200万ドル(約570億円)の出資を主導する。
英国のベンチャーキャピタル(VC)投資案件としては最大級となる。
インプロバブルの評価額は、公表されなかったが、ソフトバンクが取得するのは非支配持ち分であることから、10億4000万ドル以上となることを意味する。
ブルームバーグの集計データによると、この案件は過去10年の英国でのVC投資としては5番目の規模になる。

2015年3月のインプロバブルへの2200万ドルの出資に参加していたシリコンバレーのVC会社アンドリーセン・ホロウィッツや香港に拠点を置くVC会社ホライゾン・ベンチャーズ、シンガポールの政府系ファンド、テマセク・ホールディングスなども新たに資金を拠出する。
創業5年のインプロバブルは、ゲームや現実世界の大規模なシミュレーション用の仮想世界を構築する技術を開発している。
ソフトバンクの投資担当マネジングディレクター、ディープ・ニッシャー氏は発表文で、「インプロバブルは、世界のゲーム産業にとって不可欠で価値の高いプラットフォームになりつつある画期的な技術を構築している」と評価した。

さらに、ゲーム以外でも、インプロバブルのシミュレーション技術は、病気の解明や都市の改善、経済の理解、複雑な問題の解決といった分野で役立つ可能性があるとの認識を示した。同氏はインプロバブルの取締役に就任する。
以上、ブルームバーグなど参照
ARMに続く英国企業への投資。英国の漬物になってしまいそうな孫さんだが、日本はこうした分野では5年遅れ、韓国は2年遅れている。英語能力の違い、留学生数の少なさも関係している。

スポンサード リンク
[ 2017年5月12日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ