アイコン BMD イージス SM-3A JSM トマホーク

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0628_01.jpg日本政府が弾道ミサイル防衛(BMD)に対応するイージス艦(=ミサイル駆逐艦)を増やし、敵基地攻撃能力を念頭に置いた空対地ミサイル導入を検討するなど、防衛・攻撃能力の強化に拍車をかけている。

共同通信は26日、日本政府は日本海に配備中の迎撃弾道ミサイル(BMD)対応イージス艦(=ミサイル駆逐艦)を現在の4隻から8隻に増やす計画だと報じた。
既存のイージス艦をBMDに対応できるよう改良、または新たに建造し配備することになる。

日本と米国は7月14日、米ワシントンで両国の外相・国防相が参加する安全保障協議委員会会議(2+2)で、両国のBMD態勢強化について議論する計画。
日本政府はこの席で、イージス艦に搭載されたSM-3A高性能レーダーを陸上に配備する方式の「イージス・アショア」導入計画も明らかにする予定。

日本政府はこれまで、BMD強化のためにイージス・アショアか高高度防衛ミサイル(THAAD)かのいずれかを検討してきたが、コストと効率を考えてイージス・アショアを導入することを決めた。
会議には、岸田文雄外相と稲田朋米防衛相、米国のティラーソン国務長官とマティス国防長官が参加する。

読売新聞は、日本政府が航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Aに、地上の敵を攻撃できる空対地/空対艦ミサイル(射程300キロ、ノルウェー製「ジョイント・ストライク・ミサイル(JSM))を導入する方向で検討に入ったと報じている。確定すれば、自衛隊が初めて空対地ミサイルを導入することになる。

日本政府は、離島有事に備えるのが主目的としているが、実際には北朝鮮の軍事施設を攻撃する「敵基地攻撃能力」の保有を念頭に置いているとの見方もあると、同紙は指摘している。

以上、報道参照

日本海軍は、イージス艦(=ミサイル駆逐艦)および潜水艦にトマホーク搭載を検討している。すでにイージス艦は艦対艦ミサイル、艦対空ミサイルを搭載しており、迎撃ミサイルSM3Aを搭載できるように改造されようが、潜水艦は構造上、魚雷管発射型のミサイルを搭載することになるだろう。魚雷管発射型がないトマホークは新たに造る潜水艦からとなるだろう。
トマホークは、イラク殲滅戦争や先般シリア攻撃でも59発も使われたように艦対地巡航ミサイル。重量は1トン以上あり、射程は460キロ~3000キロもある。地上発射型もある。
韓国は、地対地弾道ミサイル玄武2号(射程800キロ)を2回成功させ、今後量産化し実戦配備する。また、別途、独製空対地ミサイル「タウルス」(射程500キロ)を190基購入している。
 

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[ 2017年6月28日 ]

 

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