アイコン 現代車 米国でパワステ欠陥隠しか 提訴受ける 高評価し続けるConsumer Reports

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現代車は、昨年10月、32項目に及ぶリコール隠しの内部告発(韓米当局へ通知)を受け、韓国の国土交通部(省)は、調査済みの一部をリコールするように現代車に対して指導したものの、現代車グループはこれを拒否、5月12日当局より強制リコールを命令された。

米国消費者などは、現代車が2013~2016年型「アクセント」と「エラントラ」の電動パワーステアリングに欠陥があるという事実を隠して車両を販売したとし、カリフォルニア中部連邦地方裁判所に最近集団訴訟を起こしたと韓国国営放送のKBSなどが報じた。
彼らは訴状で電動パワーステアリング装置の欠陥により、パワーステアリングシステムが突然作動を止め、運転者がステアリングフィール(ハンドル)を操作することが困難になるか、最初から操作が不可能になると主張した。
原告が訴状に記した米国家道路交通安全局(NHTSA)の資料によると、当該車の所有者から受け付けられたパワーステアリングシステムに関する苦情は110件に達している。
現代車側は、訴状を受けた後、内容を詳細に検討すると明らかにした。
以上、

リコール隠しでは売れるものも売れなくなる。すでに米市場で売れなくなっている。
ただ、米コンシューマーレポートでは、鼻薬が効いているのか現代グループの車両は高評価され続けている。おかしな現象だと思うのだが・・・。
消費者情報誌も銭がなければ運営できない現実が先行しているのだろうか。
内部告発の32項目が当局により解明されない限り、少なくともConsumer Reportsは現代車の新車であっても(問題の機関・機構・部品・部材が同一かも知れず)評価を差し控えるべきではないのだろうか。

<現代自動車の問題点>
中国ではTHAAD問題、より安価な中国勢の品質面の向上により、大幅に販売台数を落とし(3月▲52.6%減、4月▲65.2%減、5月▲65.1%減)、米国でも市場の落ち込みより大きな落ち込みを見せている(1~5月、▲7.2%減、米全体▲2.0%減)。昨年は絶好調だったインド市場でも伸び率が大幅に落ちている。

中国では、昨年10月河北省滄州工場を完成させ、今年にも重慶工場が完成する。共に30万台の生産キャパがある工場だ。(中国での現代+起亜の2016年の出荷ベースの販売台数179万台)、(重慶工場が完成すれば中国全体の生産キャパは280万台となる)
ソウル市では2兆円をかけ新本社の超超高層本社ビル+複合ビルを建設中。
米国では工場が現代・起亜で1ヶ所ずつ(共に生産キャパ30万台、米国での2016年販売台数実績142万台)しかなく、大半を韓国から輸出している。米トランプによる貿易赤字問題で、問題視される可能性が高い。
現代自動車の韓国工場は、トヨタより賃金が高い上、1台あたりの生産時間は長い。毎年恒例のようにストばかり打っている。
それに加え世界に配信されるリコール隠しでは・・・。

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[ 2017年6月21日 ]

 

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