アイコン 危機警報発令 韓国でH5N8型鳥インフル発生 日本も注意を 済州島でも

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昨秋から今年はじめ、鳥インフルの封じ込めに失敗した韓国では全土に感染拡大、3787万羽を殺処分するという過去最大の鳥インフル感染被害をもたらした。MARSの教訓が生かされなかった結果でもあった。

韓国政府は5日、南西部の全羅北道・群山から始まったとみられる鳥インフルエンザ(AI)が鶏・アヒルなど家禽類に致命的な「H5N8型」高病原性AIであることが最終確認されたことを受け、李洛淵首相の主宰で関係閣僚会議を開き、6日午前0時からAIの危機警報を最も高い「深刻」レベルに引き上げることを決めた。

感染源と見られる全羅北道群山の農家のウコツケイが、済州道や京畿道坡州、慶尚南道梁山、釜山機張へ感染拡大している。
農林畜産食品部は、同地域の家禽類3万羽余りを緊急殺処分した。だが、ウイルス感染疑いの地域がバラバラなうえに正確な感染・流通経路の把握ができておらず、追加被害が心配されている。

まずは、感染を食い止めるため、関係者や関係車両の一斉消毒を行うため、7日0時から24時間、全国すべての家禽類農家と関係者を対象に一時移動中止命令を発令する。
危機警報が最も高い「深刻」に引き揚げられたことで、農林畜産食品部の「AI防疫対策本部」は政府レベルの「AI中央事故収拾本部」に転換され、全国すべての地方自治体に地域災害安全対策本部が設置される。

防疫も大幅に強化され、7日から全国の家禽類農家に対し、週1回一斉消毒が実施される。
防疫当局が必要と判断すれば、食肉処理場や飼料工場など畜産関連の施設などにも暫定的な閉鎖措置が実施される。
以上、

農林畜産食品部は3日、済州道の地鶏飼育農家で死んだ地鶏から検出された鳥インフルエンザウイルスがH5N8型と確認されたと明らかにした。高病原性の有無はまだ確認されていない。済州道は近隣農家の鶏・鴨1万2790羽に対する予防的殺処分を進めた。
以上、

鳥インフルは、いまや季節に関係なくなった感がある。日本の養鶏業者も最大限の注意が必要だ。
昨秋の感染拡大では、養鶏業者も養鶏組合も当局、地方担当局なども、デタラメ管理を行い空前の感染被害(合計3787万羽殺処分)をもたらせ、鶏肉や卵価を暴騰させる事態に至らしめた。

夏は高温多湿で鳥インフルウイルスは死滅するとされるが、今年の5月~6月5日まで日照り続き、韓国でもほとんど雨が降らず、乾燥していることに鳥インフルウイルスの活動が活発化しているものと見られる。

[ 2017年6月 6日 ]
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