博多陥没 損害賠償費用 全額大成JV負担合意 土俵を押し出された大成建設
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福岡市のJR博多駅前の市営地下鉄七隈線の建設現場で起きた陥没事故で、市は6日、現場の埋め戻し費用や近くの店舗などへの損害賠償の支払いを、施工する大成建設が代表の共同企業体(JV)が全額負担することで合意したと明らかにした。
市交通局によると、JVとの合意は5月31日付。
福岡市は3月末、事故を検証する国の第三者委員会が最終報告書をまとめた際に、事故現場の埋め戻し費用や店舗などへの営業補償といった損害賠償については、施工業者の大成建設JVが負担すべきだとの考えを示し、協議を進めていた。
現場周辺で賠償の請求があったのは2日時点で345件で、うち合意したのは約8割にあたる275件、計3億7290万円という。
福岡市は近く、トンネル本体工事の再開に向けた地質調査を27ヶ所で始める方針で、設計や工事にかかる追加費用は市が負担する。
高島宗一郎市長は、この日の定例会見で「しっかり地質を調べたうえで、どのような工事の手法が最適なのか、専門家に諮りながら一歩ずつ進めていく」としている。
以上、報道参照
<博多駅工区落札業者>
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案件名
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福岡市地下鉄七隈線博多駅(仮称)工区建設工事
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(博多2丁目先から博多駅中央街先)
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工事内容
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延長工事L=279.3m
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工事期間
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平成25年12月5日~平成31年3月15日まで
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落札額
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107億6,000万0,000円(税抜き)
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予定額
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108億1,039万4,000円(税抜き
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落札率
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99.53%
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落札業者
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大成・佐藤・森本・三軌・西光JV
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<西工区落札業者>
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案件名
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福岡市地下鉄七隈線中間駅(仮称)西工区建設工事
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(春吉3丁目から祇園町先)
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工事内容
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工事延長 L=670.9m
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工事期間
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平成26年3月6日~平成31年3月15日まで
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落札額
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70億9,200万0,000円(税抜き)
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予定額
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71億0,145万3,000円(税抜き)
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落札率
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99.87%
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落札業者
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大林・熊谷・大本・東田中建設JV
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100%受注案件
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<東工区落札業者>
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案件名
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福岡市地下鉄七隈線中間駅(仮称)東工区建設工事
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(祇園町先から博多駅前2丁目先)
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工事内容
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工事延長 L=469.6m
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工事期間
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平成26年3月6日~平成31年3月15日まで
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落札額
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40億6,150万6,000円(税抜き)
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予定額
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40億6,150万6,000円(税抜き)
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落札率
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100.00%
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落札業者
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銭高・日本国土・九建JV
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[ 2017年6月 6日 ]
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