アイコン トランプ・コリー前FBI長官にフリン氏捜査終了要請/ロシアゲート事件 株市場反応なし

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上院特別情報委員会は7日、8日に議会で証言するコミー氏の冒頭陳述の原稿を同委員会が7日にHPで公表した。

解任されたコミー前連邦捜査局(FBI)長官は、トランプ米大統領が2月14日の会合で、フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)に関する捜査について、トランプ氏が「彼はいい奴だ。これを終わらせることを望む」と述べ、フリン氏に対する捜査終了を求めたことを明らかにした。

先立つ1月27日の夕食会では、トランプはコミー氏に対して、「FBI長官にとどまりたいか」と問われ、コミー氏は「FBIは行政機関において伝統的に独立した地位にあるのに、(トランプ氏の問いかけに)非常に不安になった」と述べている。

司法専門家は、これは司法妨害を行った証拠になる可能性があるとしている。

以上、ロイター、ブルームバーグ参照

米株式市場ではコミー証言内容は予想内として、株価が値下がりするどころか値上がりした。

8日午前6時30分現在(日本時間)、円は109.79円

7日のNYダウは37.46ドル高の21173.69ドル

WTI原油先物価格は、▲2.39ドル安の45.80ドル

当原油暴落は、カタール断交問題に加え、7日ISがイランへのテロ攻撃を仕掛けたことで、イラン革命防衛隊がサウジの仕業と非難していること。結果、OPEC+の減産体制の崩壊が近いとの判断が作用しているようだ。

また、7日発表された米EIAが発表した米原油週間在庫統計が市場予想の▲346.4万バレル減が、発表では+329.5万バレルの増加だったことによるものなどが複合的に大幅原油安になった原因かと見られる。

原油は、OPECが減産して現在価格を維持しようとしても、停止していたシェールオイルリグ(=油井)の再稼動などにより稼動数が急増しており、減産効果は相殺され、さらに値下げ圧力になっている。

 

米稼動リグ数・ヒューズ社発表資料

2017年6月3日現在、733本

ボトム 2016年5月27日、316本

ピーク 2014年10月10月、1,609本

ボトム以降新規生産に入っているリグは、埋蔵量の多いところで、これまでとは比較にならないほど生産コストを下げ、原油生産コストに匹敵するという。

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[ 2017年6月 8日 ]
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