アイコン KIFMEC特定目的会社(兵庫)/破産開始決定 神戸国際フロンティアメディカルセンターに連鎖

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神戸国際フロンティアメディカルセンターの建物所有者のKIFMEC特定目的会社(兵庫県神戸市中央区港島南町1-5-1、本店登記:東京都中央区日本橋本町1-9-4、代表:石本忠次)は5月31日、東京地方裁判所で破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、若槻哲太郎弁護士(電話03-3263-0480)が選任されている。

負債額は約7億円。

平成24年)6月に大手総合商社ほかからの出資を得て成立された特定目的会社。国支援の下、神戸市が主体となったプロジェクト「神戸医療産業都市」の一環で設立された生体肝移植の「神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC)」(ポートアイランド)入居の医療施設(8階建、延床面積約1万1800㎡)所有会社。

2014年11月に当メディカルセンターが開業、しかし、権威に溺れた人が新設備の当センターで生体肝移植者を行い、死亡者が異常発生、それでも移植を続け、批判が相次ぎ、医療事業を停止した。平成28年3月には、当メディカルセンターが自己破産し、同社も建物を持て余す事態に。生体肝移植者の死亡原因について、当メディカルセンターと対立していた神戸大学へ建物施設を安価に売却したものの、残負債を抱え今回の措置となった。

京都大学に対する神戸大学の医師たちの権威への挑戦でもあった。

 

 

 

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[ 2017年6月 9日 ]

 

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